「漢・三浦春馬」天外者(てんがらもん) ONAKAMAさんの映画レビュー(感想・評価)
漢・三浦春馬
彼の喝が世を動かし、彼の笑顔が皆を幸せにし、これの涙がこちらを感極ませる、本当に素晴らしい俳優です。
時代設定の幕末時代は自分が歴史というジャンルの中で1番好きな時代で、この手や映画はよほど下手なものを作らない限り基本高評価です。
今作も、五代友厚という1人の人間の一生を描く映画として良い作品に仕上がっていました。常に辛い時代を生きてきた五代がひたすらに自分の使命を全うしている姿がかっこよかったです。人を思う気持ち、経済を進めていく力、夢を叶える姿、葛藤している気持ち、どれをとっても素晴らしい人間だったんだなと思います。
ただ、時代背景とそぐわないBGMや、簡略化されている場面が多く全部全部に共感できたわけではありませんでした。
坂本龍馬・弥太郎・伊藤博文、そして五代友厚が駆け抜けた群像劇。それだけで満足できます。ちょっと惜しいかなーって感じです。
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