「三浦春馬の集大成の映画としか言いようがない。」天外者(てんがらもん) 清水健太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
三浦春馬の集大成の映画としか言いようがない。
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三浦春馬を偲ぶファンにはたまらない作品。そういう人は星5つ間違いなし。三浦春馬が大活躍。英語のシーン然り殺陣のシーン然り、荒削りな若武者から、スマートな政府高官、熱弁振るう財界人と熱演が光る。って言うても今日、公開初日だよ。プログラムパンフレットが売り切れは無いだろう。💢「一人2部まで」って中途半端だよ。「一人1部」だろが。
映画の内容としては、主人公五代友厚と三浦翔平の演じる坂本龍馬、西川貴教の三菱岩崎弥太郎、あと伊藤博文を押さえておけば良く、中学生程度の歴史的素養で理解できる。いいかんじだ。
ただ心なし「死」に関係する場面が多いと感じたのはかんがえすぎ?主人公も早逝だし。三浦春馬感化された?
遊女のくだりはフィクションだろうと思いますが、それと併せ母の死、主人公の死に駆けつけた大阪の人々の行燈、大阪商法?会議所での熱弁という心情的場面と、史実の場面がバランスが悪いのかなぁ。
とにかく五代友厚が霞んで見える程の三浦春馬の集大成!ただ、
薩英戦争で英国船に捕縛された以外、留学したこと。金銀取引に関わったこと。鉱山から繊維、染物まで事業を起こしたことはわかったけど、今一つ決め手で何やった人かよくわからない。しかし、映画という時間の制約ではいたしかたなしだな。でも岩崎弥太郎にあんなアドバイスは史実としてしてないだろう。
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