劇場公開日 2020年12月18日

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「親と子から男と女へ」この世界に残されて 葵蘭シネマさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0親と子から男と女へ

2021年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

共にホロコーストで家族を失った少女クララと医師アルドが、支え合いながら新たな家族となっていく。

倍以上違う年齢差を超えて〝親と子〟から次第に〝男と女〟に変化していく様子が見て取れ、2人の心の葛藤やラストの物憂げな結末は何とも切ない。

台詞ではない、表情や仕草で語る抑え目な演出で、若干〝説明が足りない〟と捉える向きもあるかもしれないが、余韻たっぷりの良作だった。

葵蘭シネマ