「親と子から男と女へ」この世界に残されて 葵蘭シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
親と子から男と女へ
共にホロコーストで家族を失った少女クララと医師アルドが、支え合いながら新たな家族となっていく。
倍以上違う年齢差を超えて〝親と子〟から次第に〝男と女〟に変化していく様子が見て取れ、2人の心の葛藤やラストの物憂げな結末は何とも切ない。
台詞ではない、表情や仕草で語る抑え目な演出で、若干〝説明が足りない〟と捉える向きもあるかもしれないが、余韻たっぷりの良作だった。
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共にホロコーストで家族を失った少女クララと医師アルドが、支え合いながら新たな家族となっていく。
倍以上違う年齢差を超えて〝親と子〟から次第に〝男と女〟に変化していく様子が見て取れ、2人の心の葛藤やラストの物憂げな結末は何とも切ない。
台詞ではない、表情や仕草で語る抑え目な演出で、若干〝説明が足りない〟と捉える向きもあるかもしれないが、余韻たっぷりの良作だった。