劇場公開日 2020年12月18日

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「あらすじだけ見たら、誘拐とかサスペンスと思ったのに」クローゼット うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0あらすじだけ見たら、誘拐とかサスペンスと思ったのに

2021年6月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

ドストレートにホラーだった。

妻を交通事故で亡くし、家庭を省みないままの設計士の父親サンウォンと事故以来心を閉ざしている娘イナが引っ越した先で起こる怪現象は引っ越した家と同じく、クラシックさを感じる。
しかし寂しい子どもを引き連れていく悪霊…。
このコロナ禍で虐待されてる児童が増えているのは想像に固くないと思う。
ほっとかれるだけでも虐待だ。
イナたちを引っ張りこんだミョンジンの泣きの演技はちょっと凄いけど、クローゼットにせよタンスにせよ、あんなとこに閉じ込められたら敵わんよね。
にしてもアジア通貨危機でこんなに大変な事になった家庭もあったのか?と考えさせられた。

祈祷師の理はやはり文化の違いも含めて、こっちのお祓いってこんなん?みたいな気持ちになった。御札とか文字はともかく、何で刃物が要るのは「危なくない?」とか思ったら案の定(笑)

誘い込まれた子どもたちの霊は目の回りが黒いタイプで、これも刃物を持って襲ってくる。ミョンジンは力が強力でギョンフンをぶっ飛ばしていたが、「何で霊が物理攻撃なんだよ?」とツッコミたい(笑)

止めはクローゼット…広すぎ(笑)
死霊館の霊の世界思い出した。

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)