「ステレオタイプな古典ホラー」クローゼット 葵蘭シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
ステレオタイプな古典ホラー
貧困や虐待などを根底に〝悪霊〟と化してしまったこどもたちと、娘を取り戻す為に奮闘する父親の闘いというストーリー。
祈祷師役のキム・ナムギルはキャラが立っていたし、ストーリーも丁寧に練られているので楽しめたのだが、ホラーとしては型にハマった古典的な作品だった。
ババーンと飛び出す!フレームアウトからの背後にご本人登場!ダダァーンと効果音でビクッ!!
悪霊たちがナイフを手に物理攻撃を仕掛けてくるのはご愛嬌 笑
ただ、ラストの終わらせ方がいただけないよ…
〝解決したと思ったでしょ!でもね…〟的なベタ中のベタな終わらせ方に、やはりステレオタイプな原点回帰ホラーだったなと少しモヤモヤした。
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