「知英の良さがないし、恋愛映画ではない。」大綱引の恋 れいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
知英の良さがないし、恋愛映画ではない。
マスクをして何年ぶりかに映画にいった。
知英が映画に出るため前々からチェックして行った。全国公開翌日。離れた柏まで交通費使い見に行った。ガラガラで5人しかいなかった。
終わっておもうこと3点
❶感動のしどころがない。正確にはしなくはないがあまりできなかった。
❷知英がヒロインでありながら、ちょいちょいしか出てこず、恋愛映画なのに、恋愛過程がまるでない。
❸祭りのシーンが長すぎる。僕には退屈でした。こういう地元ネタも嫌いではないんですが。大綱引きがテーマだから、必然かもしれない。太鼓を叩いてなぜ形勢変わるのかルールや意味がわからない。
主人公をとりまく父、母、妹、知人、幼なじみ、友人など広く描いていてストーリーとして、悪くないが、内容がそれぞれが薄い。幼なじみの恋心、妹の恋愛、母の癌。どれも中途半端。
まず、恋愛映画ではないと思います。
また、ヒロイン知英の魅力が全く発揮されていない点も悲しい。
良かったのは、彼女の最後の祭りの笑顔のシーンくらいじゃない。
主人公の三浦さんもなんだか、あんまり伝わらない演技だ。なんか訴える演技にかけているように感じる。
また知英は日本語のイントネーションが日本人のネイティブくらいに良い発音をする人なんだが、わざと下手な日本語のイントネーションの演出になっていて逆に違和感だった。別にそんな細かさは、いらないな。知英の韓国語ははじめて聞いたがなるほど、やはり母国語だ。
比嘉愛未と恋人の男性の演技のほうがまだ伝わるものがあった。彼が卒業証書に感動するシーンは一瞬なんだが良かった。
この作品はマイナーな地方映画だから、なかなか見られない映画だろう。
知英が出てるから2.5点つけとくよ。よく作り込まれたのに、なぜかつまらない。