「普通の一般人を描いてるのは好感が持てる作品」パリのどこかで、あなたと トミジュンさんの映画レビュー(感想・評価)
普通の一般人を描いてるのは好感が持てる作品
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パリで普通に隣あったアパートメントに住む男女が出会うまでを描いた作品
女性は積極的に出会いサイトなどを使い男と会っているが交際まで発展しない
その心理的な部分をカウンセリングで指摘されたりする
男性はあまり出会いがないが出会いサイトなどには興味がなく
猫の動画などを観て楽しんだりしてる
このわずかな事柄でも現代の人が抱える問題を浮き彫りにしていて考えさせられる
現実でもそうゆうのあるよね
恋することを煩わしく感じてペットに愛情注いだりして
自分が恋人がいないことと向き合わない人って居ると思うしね
また短絡的に会って体ばかりの関係に終始してうまく交際に発展しないのもあると思う
現代人の抱える出会いの上手くいかなさが象徴的に描かれてると思った
そして一貫して普通である男女の生活が描かれていて共感を呼ぶ
監督が最後のダンスで言いたかった事、伝えたかった事について考える
どこか出会いサイトに頼ったり、動画サイトに頼ったり
それで充足してしまう面があるが
本当に人間に必要なのはお互いを意識しながら踊るような
直接的なコミュニケーションなのかもしれないね
そうゆう意味でダンスは男女の関係としては深いなぁって感じました
監督の意図は別のところにあったのかもしれないけど
最後踊りながら終わるのは映画として物語としてとても良かった
他の映画と評価を比較してこの評価だけど星4つでも良かったかもね
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