「フランス映画らしい静かな映画」パリのどこかで、あなたと morihideさんの映画レビュー(感想・評価)
フランス映画らしい静かな映画
フランス映画らしく、静かに物語が進行する。
しかし、それぞれが抱える問題はそれなりに大きい、というか深い。
パリの日常の中、SNSなどが絡み話が進行する。もどかしいくらい、二人は絡まない。物理的に絡まない。絡みそうで絡まない。
無駄にアップダウンが激しい韓国映画とは大違い。こういう映画が好みです。また、パリの日常を体験した気になれるところがいい。観光地ではないパリの一般人の生活。移民との共存。
そして、現代社会の課題を語っている。自分とは、自分の気持・気分とは、自分以外との関わりとは、生る権利とは。
年末モンモンとした気分になる人は見たほうがいい映画です。
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