「恋愛映画の様で、恋愛映画じゃない様で、やっぱり恋愛映画かな」パリのどこかで、あなたと やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
恋愛映画の様で、恋愛映画じゃない様で、やっぱり恋愛映画かな
クリックして本文を読む
オープニングが格好いいんですよ。
落ち着いた映画を期待していたから少し不安になっちゃいました。
でも、始まってみるとしっかり落ち着いた映画でした。
それで、まずなによりレミー役のフランソワ・シビルさんが格好いいの。
憂いの表情がとても絵になるんです。
レミーの笑顔を見たいと思わせるの。なんだけど、なかなか笑顔を見せてくれない。
メラニーの方は笑わないわけではないんだけど、見たい笑顔とは違うかな。
こうなってくると、早く二人が出会って笑顔になる所を見たいんだけど、全然二人が出会ってくれないんですよね。
そんな感じなんで、恋愛映画って言うより、人生について考える映画って感じで展開して行くんです。
そして、結局二人が出会ったのは映画の最後。
なので、恋愛映画じゃないとも言えるんだけど、ここまでの二人を見ていたら、この出会いはきっと二人を幸せにしてくれると思えてくるの。
そんな感じだから、やっぱり恋愛映画なんだなと思います。
もっと観たいと思わせるのも、良い映画の一つの形なんでしょうね。
コメントする