ポプランのレビュー・感想・評価
全26件中、21~26件目を表示
流れ、結末は王道中の王道。気楽なコメディ作品。リラックス確実。でも寝落ちは無いので心配ご無用。
「カメラを止めるな!」観ていない。でも観たくなった。「なんとかアクターズ」は遠慮したいけども・・・
でも、お気楽なリラックス映画、
難解さ、辻褄合わせの苦労はゼロ。
誰でもわかるリラックスお気楽映画。
バブル的に成り上がって、天狗になっている主人公が
試練、苦闘、あるいは自分探し を経て
人間が真人間に戻り、以前は、否定、あるいは、蔑み、嫌っていたものを
最後に、周りが否定するなか、「いや、いいじゃ無いか、どこが悪いんだ!大いに結構!」
となるというのは、映画に限らず数多くのテレビドラマも含めて
日本人も外人も大好きな展開。
使い古されている展開だけれども、情感に訴える王道のストーリー
気持ちが良い。
ただ正確には笑えるコメディ映画。バカバカしくて、
バカバカしすぎてかえって良い。テンポ最高
「脳を使わなくて良い」というのは娯楽の基本。
名作というより「迷作」だけども、観て損はない。
ちょっとお下劣もあるけども、万人向け、老若男女OK
意外と文学的なテーマ
朝起きたら自分のイチモツがなくなっていた…。イチモツがらみで思い出すのは「親指Pの修行時代」という小説。女子大生が目覚めると足の親指がペニスになっていたという話。それで自分のことを見つめ直したり、他人との関係性もございます変わっていくという話は文学的だ。カフカの「変身」も同じ範疇と言えるかもしれない。
でも本作は映画なので、エンタメ性を高める工夫が施されている。人を見捨てた男が、イチモツに捨てられるという設定はなかなか面白い。お笑い一辺倒にせず、ちゃんとテーマを持った話にしているところがいい。
ポプランが逃げ出す現象についてキチンとした説明なんかなくてもいい。大事なのはそれにどう立ち向かって対処したのかだから。大感動とは言えないが、キッチリ面白い映画にしてくれたことに感謝。
失われたモノと失った家族の絆を取り戻す物語
社畜ほど刺さります。
なお観る人がメンズほど痛いです。物理的にも精神的にも。
内容。
マンガ配信サイトを運営する主人公。
共同経営者だった友人を捨て、家族も捨てて、ひたすら儲けを増やすことに邁進する。
ある日、アマチュア漫画家と寝た翌日に、自分の大切な分身を失くしていることに気付く。
動揺する主人公。
公衆トイレで見かけた謎のQRコードから飛んだ『ポプランの会』により、大切な分身を探すために思い出の地を巡る旅に出る。
この監督の代表作が例のカメ止めですが、カメ止めよりは展開も早く分かりやすかったと感じています。
どんでん返しはない。
全般的に何人かお子さんが出ていますが、このお子さん達がなかなか良い味出してる。
神社のリーダー格&太めの少年のコンビはまんまマンガに出てきそうな感じ。
意外とキワモノ映画に見えて家族愛に満ちた素晴らしい映画でした。
なお、モノの描写は無いので安心して全世代観に行けると思われます。たぶん。
全26件中、21~26件目を表示