「オヤジのサロンパス」由宇子の天秤 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
オヤジのサロンパス
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いつもの映画館で
今週から夕方の回が設定されて見易くなり
しかも今日は金曜日のサービスデー 行くしかない
1時間早退
いい曜日時間の割に観客は少な目 5~6人
なぜかオラの列に4人
町山智宏氏がラジオで今年一番だと絶賛していて
楽しみにしていた
なるほど かなり心は揺さぶられた ラストは衝撃的
と思いきや…いい間だった
エンドロールに音楽なし ん? 全編通してなかったか
映画の中で あぁこういう瞬間が一番幸せだよなぁと
思わせられたシーンがいくつかあった
・ババ抜き
・オヤジのサロンパス
・焼き飯
・映画のチケット
こういう些細なことにヒトは幸せを感じながらも
心のどこかにトゲが刺さっている
トゲを抜くと自分は楽になるかもしれないが
幸せを保っていたバランスを崩すおそれがある
タイトルいい
ドキュメンタリー番組で間接的に関わる事件と
リアルに直面する出来事
自ずと違う天秤を使う
主人公の最後の行動天秤が狂ってしまったのか
使い分けていた天秤がひとつに統一されたのか
塾生募集の看板を塗りつぶしたのは誰で何の理由でとか
あのエピソードは何を表しているのか…とか
疑問も残ったがこれから想像するのも楽しそうだ
語り合える知り合いはいないので各種レビューも楽しみだ
最近スクリーンで観る日本映画比率が高くて且つ質がいい
嬉しいことだ 「脚本 監督 編集」の共通点がある気がする
ゴージャスな洋画にも頑張ってほしい
終了後いつもの駅前ベンチで缶ビール
これもささやかな至福の時間だ
新コロ緊急事態が解除されて街に活気が戻って嬉しい
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