「やりすぎアクション」ホワイト・ストーム　バラージさんの映画レビュー（感想・評価）

『レクイエム　最後の銃弾（原題：掃毒）』（未見）という映画のパート２らしいが、「掃毒＝ドラッグ撲滅」という題材のみが共通で、内容は全く関係ないようだ。主演はアンディ・ラウだが、僕は奥さん役のカリーナ・ラム目当てで観た。

やりすぎと思えるくらいとにかく派手なドンパチとカーアクションはものすごいんだが、前半導入部のストーリー展開がやたらあわただしく、足早に処理されてしまうのが残念。100分弱の映画なんだけど、もう20分くらい長くしてじっくりと描いてほしかった。あとドラッグ中毒の描写がいささか安易で陳腐で扇情的な気がした。それでも全体的にはまあまあ面白かったが。カリーナは特に可もなく不可もなく。