「素晴らしい、相当に素晴らしい作品だと思った。」ハッピー・オールド・イヤー エクさんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしい、相当に素晴らしい作品だと思った。
抜群に面白かった。そして泣いた…。
この作品は「ミニマムライフ」でも「断捨離」でも「捨てる技術」の話でもない。
これから自分はどう生きるか、の話だった。
誠実に生きようとしても、必ず誰かを傷つける。
前に進もうとしても、そうしない人もいる。
おのれのどうにもならない身勝手さにも出会う。
でも、そんなおのれの身勝手さも使って前に進もうとヒロインはする。痛快だった。
思い出は大切にもするが、前に進むために自分の手で破り捨てることもある。
それでいいんだ、それでいいのだとこの作品に背中を押された。
素晴らしい、相当に素晴らしい作品だと思った。
仏教国タイの心性がこの素晴らしさにどう影響しているのだろうか。
タイへの興味も湧いてきた。
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