劇場公開日 2020年11月20日

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THE CROSSING 香港と大陸をまたぐ少女のレビュー・感想・評価

全23件中、21~23件目を表示

3.0香港の若者の日常

2020年11月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

香港と中国大陸の越境問題、香港から中国大陸への携帯電話(iPhone)密輸、香港の若者の日常。香港と中国大陸の実情を垣間見た。香港映画ではなく中国映画だった事に驚いた。

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浪花のしんちゃん

3.5麻痺

2020年11月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

161本目。
恋愛映画かと思ってたら、まぁ多少かじっていないでもない。
隣国携帯事情はよく知らないけれど、アンドロイドユーザーの自分からしてみれば、たかがiPhoneじゃんと思ってしまう。
クリント・イーストウッドの運び屋程の危なっかしさは感じないけれど、多感な時期に知ってしまった非日常、欲に麻痺していく感じが、ちょっと怖い。

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ひで

3.5制服はパスポート

2020年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

iPhone 6(?)時代の話なのか、現在よりも少し前の設定らしい。

映画のテーマとしては「少女」であって、「CROSSING」に重点はなかった。裏社会を含む人間ドラマであり、恋物語でもあるが、政治・経済的な話ではない。
また、公式サイトの「世界の若者が直面する道徳的な問題に立ち向かう様子が本作では表現されている」というのは、ちょっと大げさだ。

ただ、「香港-深セン」だけでなく、日本の若い女の子にも通底する内容をもった話であることは確かだろう。
犯罪に走る少女の描かれ方は繊細かつ自然で、そこが一番の見どころかも。
話はややエグいが、直球勝負の“青春”映画である。

「2020東京・中国映画週間」で自分が観た映画の中で、本作だけが「電影管理局 公映許可証」の表示が出なかったと記憶する。
それでも、中国当局を刺激するような内容ではなく、ラストでは「現在は管理が厳しくなっている」的なフォローも入っており、気を遣っているように感じられた。

それにしても、日本に来る中国映画は、このようなリアルな肌合いの“ノワール系”が多いような気がするのだが、なぜだろう?

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Imperator
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