劇場公開日 2020年11月20日

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「アップルガール」THE CROSSING 香港と大陸をまたぐ少女 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5アップルガール

2020年11月25日
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萌える

深圳に住み香港の学校に通う16歳の女子校生が、iPhoneの密輸の運び屋になり巻き起こる話。

仲良し2人で今年の冬は北海道旅行!と意気込んで、お金を稼ぎ貯める主人公が、ある日出入境検査場を通りかかったら、入管に追われるパーティーで知り合った男にスマホを渡されて、裏の世界に足を踏み入れていく。

最初は巻き込まれだったが、自分から運び屋をやると言い出して、どんどんハマって行く主人公。

金目的から始まって、惰性なのか、背徳感にハマったのか、男に惹かれていったのか、はたまた母親の住む家に居たくないからなのか、明確には語られないけれど、そういう世界の恐さを知らず軽い気持ちで続けていく様にみえる。
友達とのやり取りをみるに少なからず男に対する思いもあったのかな。

大切なものを失うけれど、学んだことも大きい一夏の経験物語という感じで、あまり感情の振れがハッキリとは描かれず物足りなさはあったけど、なかなか面白かった。

Bacchus