白爪草のレビュー・感想・評価
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電脳少女シロによる
Vtuber主演のワンシチュエーションスリラーという映画だけど、はたして映画として成立するのか。
Vtuberと言えば、ゆらゆらと掴みどころのない表情をしながら揺れているイメージだが、そこは相変わらずだ。
画面に大きな変化は起きない。花屋のバックヤードでの、双子の姉妹の会話だが、そこはかとなく不穏な空気が流れる。
途中で、どうやらこの双子はサイコパスであることが分かる。
でも、最初は姉の紅が、大した理由もなく両親を殺した。はずだったのに、実は、妹が両親を毒殺したことが告白される。それも、壊れゆく夫婦を、標本のように固定したくてだ。これはサイコパス的発想。
しかし、妹の罪をかぶり姉の方が服役した。
出所後、姉が妹のところに来たのは妹になりかわるため。大した良心の呵責もなく妹を殺害しようとする。これもそう。
妹は自分の罪を認め、姉と入れ替わることを承諾。3ヶ月後に紅として自殺をする。
しかし、本当は姉は本当に両親を殺害しており、姉にくみしたカウンセラーの桔梗先生の企みで洗脳が行われ、罪をかぶせてしまったと妹は思い込むように仕向けられたのだった。
最後に、再びどんでん返しがあり、妹もかなりなサイコパスだったことが知らされる。
結局、双子はカウンセラーの手のひらで踊らされていたのだった。
このカウンセラーもかなりなサイコパス。
総評としては、ラジオドラマがベストではないかなと思う。
素晴らしい作品です
Vtuberだけで作り出された映画作品に興味を惹かれいざ劇場に。
バーチャルYoutuberの電脳少女シロが主演を務め、一人二役を演じていることを感じさせない演技の上手さ、そして迫力。
ストーリーも深みがあってそこにシロの演技が加わり時間があっという間に過ぎてしまうほど次々に展開が繰り広げられていきます。
そして今回の映画は、ある意味Vtuberらしさを感じない作品でした。
なんと表現すればいいか分かりませんが、"しっくりくる"という感じでありながら、しっかりと映画としての作品に仕上がっていました。
何度も見たくなるくらい良作でした。
この映画に出逢えて幸せです。
うーん
全キャストVTuberとのことで何かおもしろい仕掛けないかなと言うことで視聴。
うーん、個人的にはキャラが生きてる感じがしない。ただの舞台装置の一つに過ぎないという印象。
妹が捕まらない理由も特になさそうだし、日記を3ヶ月後に送った妹の心情描写も考えてるのか謎
ワンシチュエーションとは言え、出てきた人物全員の背景とかちゃんとあるのかな?
正直終盤はとってつけた感満載で笑えました。こうしたら、伏線回収できるだろ、どんでん返しだろっていう浅はかな考えが透けてる感じすらします。
リアリティを求める作品じゃないとは思うけど、やっぱりリアリティないなぁ
この姉妹ヤバい
VTuberで初となる映画、これは脚本、演技がお化け。兎に角おもしろかった。
一癖も二癖もある。最初は片方がヤバいのかなと思ってたら、それが逆転して、最終的には両方じゃんという感じ。
妹の蒼はカウンセラーによって育てられたサイコ。
姉の紅はもともと。
感情がジェットコースターだった。ジェットコースター、、、この表現があってる。
笑うカウンセラー
両親を殺した罪で服役していた紅と、カウンセリングを受けながら花屋で働き静かに暮らす蒼という双子の姉妹が6年ぶりに再会し巻き起こる話。
ラスカルは出て来ませんよ。
TVで観たことがあるものの、VTuberというものが何なのか、具体的には良くわからないで観賞したけれど、モーションキャプチャーで動く人ってこと?
背景がアニメだと一見普通のアニメーションですね。って当たり前かw
何か制約があるのか、動きが少なく会話劇の様相で展開していくし、最後は電話での会話と日記の音読で全て明かされていく為、話自体は面白いけど説明的だし呆気ないし、取って付けた様にも感じてしまった。
まあ、ワンシチュエーションだしね。
登場人物の狂いっぷり、壊れっぶりに落としっぷりは、ありがちだけど良かったし、朗読劇とか紙芝居が好きだったり、そういうものと割り切ってみられれば充分楽しめるかな。
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