「うーむ、なんだろ?響かない」ヒトラーに盗られたうさぎ バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
うーむ、なんだろ?響かない
絵本未読、モデルの作家さん情報皆無で鑑賞。
ユダヤ弾圧始まる前に亡命した家族の道程を
描いた映画。
それだけなんだよなぁ、残念ながら。
それ以外を受け取ることができませんでした、本作品からは。
うさぎはなんの象徴にも使われるわけではないし、
裕福に過ごしていた家族が、困窮の中でも家族愛を
失わず、心の豊かさを失うことなく、前向きに
生き切りました!
ってだけなんだな。真面目に。
俳優陣良かったけど、卑屈な僕には裕福に過ごしてた
家族の生活レベルが落ちていくたびに、状況を理解
しようとしない子供達の我儘が目に余ったり、
結局、裕福だからそれできたんでしょ?
みたいな目線で見てしまう。
ドイツから出たくても出られなかったユダヤ人達の
苦労、これから味わうであろう苦難を考えると、
「は?」
な感じなんです。
もちろん、本作品は何らかの苦労アピール話では
ないとは思うけど、なんかなー、作家さんの思い出話
ムービーの域を越えてないって思いました。
なんだかなー。
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