「脚本出来過ぎじゃないの?せつないハッピーエンド。」ベイビー・ブローカー Hinotamaさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本出来過ぎじゃないの?せつないハッピーエンド。
予想以上。
泣いた。
星⭐️×5でもいいくらい。
また、後で書きたい。
7/24追記
今年の夏は、自分的に凄い当たり年。
ウルトラマン、トップガン、エルビス、そしてコレ。
韓国社会の時代背景は、
今の日本と比べるとわからなくなるかもしれない。日本なら、終戦後の混乱期少し後ぐらいかなぁ。
まだ、ヤクザ、売春、貧困、のごちゃ混ぜ状態。
だからこそ巻き起こるストーリーなのだ。
レビューであまり触れられてないとこだけ書く。
ソンガンホ演じるクリーニング屋の主人について。
多分、結構真面目に仕事していた。
ミシンとか、ボタンつけとか、ドライにしろ、からわかるよね。でも、ギャンブルにのめり込んで、離婚かな?
近所のおばさんに、優しく、ヤクザの仲間入りしそうな、近所のガキは、心配。
お金の為、元孤児の仲間と、
ブローカーやってるけど、正しく養子縁組出来れば
あのまま施設行くより絶対幸せが近いだろう。
自分の子供は、離婚した母親と暮らしてる。
最後、面談してたら、母親からメール。
気をつかって出ろと言う。
娘は、出ないで、衝撃の宣言。母妊娠、弟できる。
もう、会うなと言われてる。
頼んだケーキも、ひと口も食べてくれない。
猿のぬいぐるみも、あげられない。
連れてる赤ちゃんの母親は、刑事とつるんで、
逮捕をもくろんでる。若い母親は多分減刑狙い。
それがわかりながら、赤ちゃんと、母親にとって最善と思われる、逮捕される道を選ぶ。
途中、地元で気にしてた、若者が赤ちゃん取り戻す手下として、くる。
自分がいなくても、この映画のテーマの「擬似家族」」
は成立するとわかっている。
実の娘と、再び会うこともできない。
赤ちゃんは、手下のヤンキーの方に取り戻させると、
多分不幸になる。
気にかけてた、ヤンキーヤル。せつないな。
お金取らない。
もう、自分は消えるだけでいい。
結末は、あやふやだが、もう、擬似家族に戻ることはできない。殺人犯だから。
他人の幸せだけを願い、消えてゆく。
元々が善人だろうから、余計に、せつない!
「生まれてきて、ありがとう」って言われたって、
なんのために生まれてきたんだ?
この男だけは、バッドエンドすぎる🥲