劇場公開日 2021年4月3日

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ブータン 山の教室のレビュー・感想・評価

全98件中、61~80件目を表示

4.0ブータンってどこ?って人はそこに座りなさい!

2021年6月17日
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鑑賞方法:映画館

ヤレヤレやっと公開されました。
お話はお決まりのパターンでしたが、ブータン王国の過酷な環境、でも美しい自然とそこに生きる素朴な人々に幸あれ。

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あらじん

5.0自然共にす日々人々

2021年6月16日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

萌える

日昇る天嶺に定棲し誇り高き同種族、端的な作為一つも無き、希望と生命力が怠惰な青年に徐々浸透せす際み、素晴らしきかな。

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褐色の猪

5.0本当の自分を探しに…

2021年6月15日
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自分探しの旅は、必ずしも自分が望んで始めるとは限らない…

最初の15分ほどは苦痛だった。久しぶりに寝てしまうかと思ったくらい…
主人公、ウゲンがガザ県・ルナナの村に着いてから、急に涙が込み上げてきた「僕はこんな暮らしがしたかったのだ」と…

主人公・ウゲンの進む先が何処にあるのかは分からないが、少なくとも彼は、ルナナの村に自分のアイデンティティーを見つけることが出来たのではないかと思う。

トレッキング、という言葉の意味を知るために、この映画を観るのも良いかもしれない。丸一日バスに揺られて着いた村から一週間、起伏の激しい山道をひたすら進み、時には身を斬る様な冷たい川を渡渉り、空気の薄い峠を越える…
素晴らしい大自然を楽しむ余裕などそこには一欠片も無く、峠の神に祈りを捧げるどころか悪態を吐きたくなる。

それでも僕は、ルナナへ行きたくなった。ペム・ザムに逢いに行くために…

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みゅう

4.5「教わる」ことの尊さ✨

2021年6月14日
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鑑賞方法:映画館

すでに知っている、アルファベットや簡単な足し算を、先生から、大切そうに、嬉しそうに教わる子どもたち。
がらんとした室内が、やっと教室らしくなったと思ったら、厳しい冬が来る前に、先生は町へ帰ってしまう。
これまで何人の先生を迎え、見送ってきたのだろう、と思うと、切なくなりました。
先生には、ずっと村に残ってもらいたいけれど、別れがあることに抗わず、先生がいてくれる期間をとても大切にし、敬意を払っている子どもたちや村の人たちの清廉さが素晴らしかったです。
単に学びたいのではなく、「教わる」ことを大切にしていると感じました。
「一期一会」や、「あるがままを受け入れる」といった禅の心に通じるものや、万物に感謝する生き方をルナナの人たちから感じました。
日本では、「覆水盆に返らず」なのに、ルナナでは、「こぼれてもミルクはミルク」というのも素敵です。
今度、ブータン料理を食べに行こうと思います😃

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eigaeiga

3.0シンプルな暮らし

2021年6月10日
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泣ける

知的

幸せ

筋書きは、あらかじめ思った通りにほぼ進み、淡々としすぎて眠くなりそうな時もありましたが、自然の美しさ、村人たちの心の美しさに圧倒されました。
村長も村人も考えを決して押し付けないように、この映画も見る人に幸せな国ブータンの良いところばかりを押し付けません。でも、最後は幸せの質の違いを見せつけられ、何の涙か分からない、心の深いところからなぜか涙が流れました。

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かおり

4.0夢から醒めたその後は・・

2021年6月7日
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鑑賞方法:映画館

1 教職の意欲を失い、春から冬までの期間、懲罰的に僻地の学校に派遣された若い教師の姿と現地の人々との交流を描いた人間ドラマ。

2 主人公が派遣されたのは、麓まで徒歩で数日を要する富士山よりも高地の村。通信はおろかライフラインさえない環境、学校には黒板やまともな教材もない。着いたその日のうちに「無理です。帰ります。」と言う彼。それでも踏みとどまったのは、子供たちの学びたいというまっすぐな気持ちやヘタレの新任教師にも敬意を払う村人の姿。日々を過ごすうちに、教育者として成長していく。と同時に人としても心が整っていく。娯楽のない現地で主人公の心を捉えたものが地元の民謡。澄み渡る景色の中で浪々と歌われる。この歌が後々彼の人生を左右することになる。

3 監督は、のっけから主人公の置かれた立場をざっくりと示したあと現地への行程をテンポ良く描く。現地の場面では、雄大な風景と悠然たる民謡、そして子供たちの自然な動きが心地よい。季節の移り変わりの描写にメリハリが無かったのは残念。終局に向かっては、さらりと流しながら場面転換し、エンドロールにする演出はお見事。主人公とともに心が空を行く。

4 俳優では、次第に成長していく主人公を演じた男優が好演。村長は、おそらく地元の人だと思われるが、気骨と信念のある役どころで印象を残す。歌い手の娘は田舎暮らしであっても土臭くはなく魅力的だった。クラス委員の子の笑顔とその眼差しは人を引き付ける力がある。

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ショコワイ

5.0学べる場所はどこにでも転がっていた

2021年6月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

ブータン 山の教室

車で到着なわけなく案の定そこから長い道のりを案内人に連れられ歩く、教師を辞めるつもりの男
画面からも分かる急勾配の道
映画のタイトルの、その場所まで辿りつくまでが長いのは結構重要な時間に思えた

最近近所でよく聞く嫌いな鳥のぎゃーぎゃーした鳴き声とは違う山鳥の声で血液がさらさらになるような感覚になった

思ったよりつぼにはまって周りに気付かれないくらいに笑って観ていた

見慣れない顔立ちの国の人達なのにみんなの表情がすきだった

教室をきれいにする先生はすきです

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ミズガメ

4.5山に響く美しい歌声

2021年6月5日
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redir

4.0先生を育てるのは

2021年6月3日
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この映画の前に観たのが「SNS少女達の20日間」。
エログロGGI共に反吐吐きたくなってしまったので、心の浄化の為に観ようと思ったのがこの映画。

ほんというと、もっとベタなお涙頂戴的な感動モノを期待していました。

でもブータンでだって首都に住む若い子はやっぱり今時のチャラ男になるんだね。

僻地ってのがさすがブータン!日本じゃ考えられないようなど僻地!歩いてテントで寝泊まりして何日もかかるとか考えられる?

でも確かに心が洗われるような景色。映画館の中の空気まで綺麗になったような気がしました。
そして何より学級委員長の瞳と笑顔。やられました。

ウゲンみたいなやる気のないチャラ男を村人総出で出迎えて、村長も子供達も皆常に敬意を払って接してくれる。
ウゲン成長したね。敬意と自然がウゲンを育てたの。

昔は日本でも「先生の言うことはちゃんと守りなさい。」って親達も言ってたみたいだけど、今は「ろくな教員じゃない」とか言って、親も先生を信じてないし子供の前もってでもバカにしたりする。
そりゃあひどい教員のひどい行いがニュースを賑わせてるけど、若い先生は子供と親が敬意を持って接してたらそれに応えようとしてくれるんじゃないかなぁ。

賛否あるだろうけど、ラストはウゲンが村でまた子供達を教えてるってシーンを見たかったなぁ。

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ちこどん

4.0先生は未来に触れることが出来る

2021年5月31日
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過酷だけど、美しい大自然。
勉学に飢えている、目の澄んだ生徒たち。
生徒の話した「先生は未来に触れることが出来る」という言葉が印象的だった。
本当の幸せは何か、豊かさとは何かを真剣に考えさせられる名作。
全国の小学生にこの映画を学校単位で見せるべき。
全国の高校生には「アルプススタンドのはしの方」を見せる。

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hanataro2

4.0ペムザム

2021年5月30日
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自然は圧倒的な迫力。

行くだけであんなに掛かる秘境に人が住んでる事がまず驚き。

歌を捧げてる、っていうのはとても良い台詞。デジタル文化とは隔絶された世界で、人間本来の娯楽はやはり歌と踊りなんだと認識させられる。

そして主人公の心境の変化が自然。あれだけ純真で可憐な生徒や、若い女性が居たら心変わりするのも当然だと思う。

ペムザム役の子は映画の宣伝写真にも大々的に登場するけど、ほぼ役柄通りにの実際の生活を送るというバックグラウンドだった。ほんとに初登場のシーンは神々しいくらいの眩しさで、あの子のためなら来年も、、ってなってもおかしくない気がする。しかしブータンの自然はほんとに素敵だった。

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トニー

4.0幸せとは

2021年5月30日
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田舎の学校の先生と生徒の日々を描いた映画を想像していましたが、私にとっては想像をはるかに超えた心を揺さぶられた映画でした。僻地と言っても想像を超えた標高4800m村人56人の学校。そこから始まる生徒、村人との交流を通して心の底に問いかけられている教育の必要性。エンディングの余韻。もう一回見たい映画ですね。

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酒飲む野郎

3.5【ブータン、世界、学校、先生、算数、世界】

2021年5月30日
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これは世界一幸福度が高いと言われるブータンの山奥の更に山奥の村の学校のお話だ。

だが、首都ティンプーの多くの若者は、自分達の国を退屈だと思い、片道切符で外国を目指している者もいることに結構驚いた。

とどのつまり、インターネットは世界を狭くしたが、実は多様性を貧富など単純な尺度で矮小化させて、実は多様性を阻害することもあるのではないのかと思ったりする。

僕は、ウゲンは、再びペムザムに会うことになるのではないかと思った。

そういえば、算数は英語でやっているのを見て、日本も同様にした方が良いんじゃないかと思ったりもした。
数式は、グローバルな共通言語みたいなものだ。
だから、インターナショナルな言語の英語で勉強すると、英語の実践的な学習にも繋がるような気がするのだ。

インターネットで安易に世界と繋がるより、地道でも、算数を通して世界と繋がる方が、健全な気がするのは、僕だけだろうか。

日本の教師にとっては、生徒の受験が最大のテーマのひとつだと思うが、村長が言うように、先生は未来に触れることが出来る…というか、子供達が未来に触れる触媒のようであって欲しいと思う。

頑張れ、日本の先生!

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ワンコ

4.0真の豊かさとは

2021年5月24日
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こころ

5.0ブータンの美しい景色と心の綺麗さを感じた傑作

2021年5月24日
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泣ける

楽しい

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しーじぇん

4.5美しい景色にため息

2021年5月23日
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自然の恵みを享受して生きていくこと。
都会での生活では忘れがちな あらゆること、ものに対する感謝の気持ちを思い出させてくれた。ルナナ村の子供たちの瞳は本当にキラキラ輝いていた!

歌は、人が生きていく営みの中で自然に生まれてくるものだな。セデュ、村長、ウゲン、みんなの歌声に涙。

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Sakiko

4.0「山の彼方の空遠く」に幸せの国があります。幸せの意味を考えるきっかけになる作品です。

2021年5月19日
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もりのいぶき

3.0教科書

2021年5月19日
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怖い

単純

各国に必ず1つは作る作品。
田舎に妖精は住んでないです。
傲慢な作品だと思う。

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ふわり

4.0いい涙、出ました。

2021年5月18日
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 主人公・ウゲンが訪れたのは、筋肉質の牛みたいなヤクの恵みの下に人々の生活が営まれるパラレルワールドだった。電気は、安定的に「安定供給されない」。一口にブータンといっても、いわゆる都市部と地方(=超僻地)とではまたとんでもなく「格差がある」のであった。もちろん両者の幸せの尺度は異なる。
 一方、ブータンの人たちは全国的に自分たちが世界で一番幸せな国として知られていることを意識しているらしい。教員養成機関のスタッフは、ダメダメ教員の卵であるウゲンに、国の隅っこまで幸せにするようにと僻地への赴任をミッション。赴任先の僻地の町長は、「世界一幸せな国の若者が外国に移住しようとしている」事実を知りため息。
印象的だった人々の気質。
・他の人の決断は否定せずに尊重すること(ウゲンのおばあちゃんも、村の人たちも)。
・自分の夢や態度もはっきり言うこと。私は歌手になる、私はずっとここにいる、、、
競争なんていう概念も存在しなさそうだ。意地悪な人も基本的にいなそうだけど、離婚はあるみたいだ。
 村の人たちは、算数とか英語を教えてくれる「先生=どこにでもいそうな若者・ウゲン」を惜しみなくリスペクトしてくれていたけど、歌のうまさ、生きる知恵、親孝行、屈強な体力、自然への畏敬の念、どれをとっても村の人たちは「先生」以上だった。
まあ、ウゲンが奏でたアコースティックギターは人をつなぐ万能楽器だと再認識した。電源不要だし運送しやすいし。
 生活と伝説に基づいた、これぞ民謡、と言う歌声が本当の主役だったのかも。誰も、人よりも上手に歌おうなんてしていないのに、とても感動的なのだ。手も握らない若者二人の後ろ姿のツーショットは白眉。山と空の下、歌を教える・教わるだけの関係、眩しかった。
 そして正直言って何よりも見る者を幸せにしてくれたのは賢く健気な学級委員ペンザムちゃんの仕草と言葉、だった。ありがとう。

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Kumiko21

4.0ヤクとヤク飼い

2021年5月15日
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単純

幸せ

教員として5年間のお礼奉公のうち1年を残した主人公が、ブータン一の僻地と呼ばれる人口56人の村に赴任する話。

首都ティンプーからバスで2日のガサの町から、山道を歩き6日でようやく辿り着いた標高4800mのルナナ村で、貴賓の様なもてなしを受けるも自分には無理と一度は断った主人公。

ドマはビンロウ的なものですかね?

のどかな風景とのどかで慎ましい暮らしに触れて、主人公の意識が変わって行く姿は単純明快なストーリーながら、何てことのないやり取りに微笑ましさや温かさを感じ、観ていて思わず笑顔になってしまったり、思わず涙してしまいそうになったり。

村長は素晴らしい人格者だし、ペムザムの表情は堪らないし、みんな素晴らしい人達だね。

幸せの定義、幸せの形はその人次第。
人生に於いて沢山の選択肢があることは幸せなことだけど、世界一幸せな国ブータンにおいての幸せは沢山のことを知らないから言えるのかも知れない。
なんて小難しいことも少し頭を過ったけれど、少なくともルナナ村の人達が不幸せにはみえることは無かったし、主人公もそれを感じているのが伝わってきた。

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Bacchus