「大切なことを見失っていないか」ブータン 山の教室 由由さんの映画レビュー(感想・評価)
大切なことを見失っていないか
まず、ブータンという国の文化や自然を、興味深く観た。
だけど、この映画は、もっと普遍的なテーマを描いていた。
片道一週間以上かかる山奥に住む人々がいて、教育を受けることを望んでいる。
彼らにとって、教育は、未来に触れることができるものだという。
それは、生き方を選べるとか、視野が広がるというような意味だろうか。
一方で、彼らの住む環境は不便だけど、人との心の繋がりや、純粋な美しさも感じられる。
それは、現代が見失っているものかもしれない。
便利さを捨てる必要はないと思うけど、自然に根差した生活の強さや美しさは、大切だと思った。
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