「『癒される』映画」ブータン 山の教室 ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
『癒される』映画
この言い方は嫌いなのだけど、ルナナ村とその村人たちの暮らしぶり、そこへの道中の風景にただただ『癒される』映画。
特になにも事件が起こるわけではない。
ただ、比較的現代化された首都ティンプーのいまどきの若者が、ルナナ村で人間として大事なものはなにかについてなんとなく気がついたような感じになるが、それでも自らの思いを果たす。
それを是とするのか、ルナナ村の暮らしを是とするのか、それは観客に委ねられているが、ラストシーンが雄弁に語ってしまうのはやむを得ないのかな…
ずっと流していたい環境映像のような映画…
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