「【ブータン、世界、学校、先生、算数、世界】」ブータン 山の教室 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【ブータン、世界、学校、先生、算数、世界】
これは世界一幸福度が高いと言われるブータンの山奥の更に山奥の村の学校のお話だ。
だが、首都ティンプーの多くの若者は、自分達の国を退屈だと思い、片道切符で外国を目指している者もいることに結構驚いた。
とどのつまり、インターネットは世界を狭くしたが、実は多様性を貧富など単純な尺度で矮小化させて、実は多様性を阻害することもあるのではないのかと思ったりする。
僕は、ウゲンは、再びペムザムに会うことになるのではないかと思った。
そういえば、算数は英語でやっているのを見て、日本も同様にした方が良いんじゃないかと思ったりもした。
数式は、グローバルな共通言語みたいなものだ。
だから、インターナショナルな言語の英語で勉強すると、英語の実践的な学習にも繋がるような気がするのだ。
インターネットで安易に世界と繋がるより、地道でも、算数を通して世界と繋がる方が、健全な気がするのは、僕だけだろうか。
日本の教師にとっては、生徒の受験が最大のテーマのひとつだと思うが、村長が言うように、先生は未来に触れることが出来る…というか、子供達が未来に触れる触媒のようであって欲しいと思う。
頑張れ、日本の先生!
ワンコさん
おはようございます。コメントへの返信有難うございます。
一人一人と向き合っているからこそ担える事も多い為、抱えている仕事が多過ぎますよね。紙面などで問題提起され始めているようですが、一人一人向き合う、或いはじっくりと教える事が出来る時間的余裕が、もう少し取れるようになると良いのですが。。
ワンコさん
教員は、良くも悪くも、人生に影響を与えることが出来る稀な職業だと感じています。多くの雑務に追われながら、生徒達と正面から向き合って様々な事を教えるのは、本当に大変だと思いますが、日本の未来を担っていく若者達を育てるお仕事、身体に気を付けて頑張って貰いたいですよね。
派手さはありませんが、じんわりと心に沁みる映画でした。