空に住むのレビュー・感想・評価
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で?
145本目。
今日も時間があるから平日観賞。
多部ちゃんも人妻なんだた、ちょっとしみじみ。
派手さのないトレンディドラマと思いつつ、妬み嫉みだけで、生きている俺には何か鼻につく事が。
キスがどうこう言っといて、あの演出はないでしょ。
だったら、最初からやらなきゃいいと思うし、まあ後はいいや。
同世代の女性とかには分かるんだろうけど、オッサンには全くです。
観終えた後も、で何なんだと。
タワマンからの景色はよき
多部ちゃん好きだし、多部ちゃんが作り出す独特な空気も好きなんです。景色は綺麗だったな。タワマンのお部屋もとってもセレブで素敵。
でも、なんだろ、観た後何も残らない。テーマがわからない。劇中の音楽が浮いてる。なんでこの場面にこの曲合わせた?ってのが何回もあった。
美村さん演じる明日子はテンション高くて怖いし、岸井さんはいろいろ問題ありで妊娠してて、この先大丈夫かなって心配になる。ガンちゃん、ワイン飲み過ぎ、カッコいいけど。
あと、柄本さんとか永瀬さんとか大御所を、ここで使う?ってとこに出てきて、うーん、本当によくわからなかった。
泣かなかったではなく泣けなかった
正直僕はこの映画の登場人物に全く共感することは出来なかった。
だからこそ雲の上の世界を見ているような不思議な感覚だった。
主人公は雲のような人だ。フワフワしている。
この映画自体もふわふわしている。
なので、この映画はかなり人を選ぶ。
すべてに答えを出さずふわっと終わる。
僕自身もよくわからなかった。
ただ、観ながら色々と考えたりしていて充実した時間ではあった気がする。
そして、僕が一番共感できなかった後輩役を演じた岸井ゆきのさんは凄いなぁと改めて感心した。
雲って自由っていうけど実際は自由じゃない
2020年映画館鑑賞101作品目
原作未読
黒い猫ハルが死んじゃうのがとても悲しかった
自分も高齢の猫を飼っているのでいつかはこの日が来るかと思うと泣けてきた
軽トラで海の近くに運んできたから海に放り込むのかと思ったがさすがにそれはなかった
軽トラの荷台に焼却炉がついているのね
住まいは大都会のタワーマンションの39階(だっけ?)で職場は田舎にある一軒家の出版社という対比が面白い
時戸はイケメンだけどいけすかない
でも男らしい男といえる
正直に自由に生きている
岸井ゆきのがウェディングドレスを着たら見違えるほど綺麗になった
ちょくちょく編集が変だなと思うときがあった
好みじゃない部分が多かった
全体的にはまずまず
共感はできないし何を言いたいのかさっぱりわからない
だけども僕はそんなこと映画に求めていない
タワマンなんて羨ましいと思わない
僕の住んでいる家だって山の上の標高が高い所に建っているからいい勝負だ
リモコンでカーテンは開かないけどテレビの向きは変わるぞ
悔しくなんかないやい
貧乏くさくなくていい
日本映画って鬱屈した感情をもった登場人物が涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら『うわあああああ』って叫ぶ感じあるよね。「はい、愁嘆場です」って感じの。それはそれで面白くていいけど、この映画はそういうのが一切ないの。そこは良かったな。
それと合わせて、金持ちの生活が描かれてるのもいいのね。貧乏くささがない。ヨーロッパ映画みたいなお洒落な感じもあるのね。
最初に多部ちゃんと岩ちゃんが部屋で話をするとき、二人のアップでカットが切り替わってるのみて「ゴダールみたい」と思ったの。部屋の灯りの感じがなんかそれっぽかったのかな。あと多部ちゃんの顔が実はヨーロッパっぽいの。
台詞が浮いてるのもいいんだよね。「日常で、そんな話し方しないよね」っていう話し方をするの。映画らしい映画っぽい。
エンディングテーマが三代目なんだけど、そこはどうかと思ったな。そこまで締まってた映画が、そこだけ緩んだ感じしたからね。
「何を言ってるか解らないけど、お洒落なこと言ってるんだな」って脚本だったから、これは青山監督の作・演出だと思ったのね。そうでないとOKでないだろうって。それでエンドロールみたら原作あるんだね。それに池田千尋さんが脚本で入ってる。
「原作はどんなんだろう」って読んでみたんだけど、原作はつまらないね。そこから設定の一部を借りて、大きく話を作り直した手腕はすごいよ。池田さんがやったのか、青山監督がやったのか解らないけど。
「これだけ話を変えて『原作』っていえるの?」って感じなんだけど、原作者は三代目にも詞を提供してる作詞家なんだね。そりゃ、イメージだけ残ればいいか。
筋を追いかけようと思って観たらつまらない作品だけど、フワフワした感じを楽しもうと思えば面白いんじゃないかな。
「スポンサー三代目なんじゃ?」っていうのは気付くとちょっとイヤになるけど、観てるときは気付かなかったから良かったよ。
モヤモヤがいつまでも心にわだかまる
多部未華子の直実、岸井ゆきのの愛子、それにムミラ改め美村里江の明日子の3人の現代女性の心模様を描いた作品である。多部未華子に可愛らしさを封印させた演出は賛否が分かれると思うが、本作品を文学作品と見るのであればこういう演技もありかなとは思った。
同じマンションに住む若手俳優時戸森則と直実との間で文学的な会話が繰り広げられるのだが、この会話がどうにも頭に入ってこない。言葉が上滑りしていて真実味が感じられないのだ。自分の言葉で話していないからだと思う。敢えてそういう演出にしているのだろうとも思う。
ひとつだけ「地面に足がついていない」という時戸森則の言葉が印象に残る。タイトルの「空に住む」に呼応するような言葉であり、つまりは生と死、現実を実感として受け止めきれていないという意味に理解できる。
直実にとっての現実は両親の死である。墓に納めた両親の骨よりも遥かに高い39階に住むことで、両親の死が抽象的になってしまう。本作品の直実は両親が事故で死んでも泣くことが出来なかったことを悩む。しかし文学的な人にありがちな話で、親の死を無意識に相対化して抽象化することで、悲しいという感情に結びつかなくなってしまう。
当方は高校時代に国語教師から「親が死んで泣かない奴は人間じゃない」と言われたことがあるが、アルベール・カミュの「異邦人」は「Aujourd'hui, maman est morte.」(「今日、母が死んだ」)ではじまる。母が死んでも悲しまないムルソーが非難される話で、カミュはこの小説によって「親が死んで泣かない奴は人間じゃない」という短絡的なパラダイムの終焉を告げたのだ。
「異邦人」は社会と人間関係のありようの変化について書かれた小説でもあり、それは現在日本の冷血とも言えるSNS社会を予言したかのようでもある。本作品では、地面に足がついておらず、情緒が貧弱になって、自分でも信じていない上滑りのする言葉を呟きながら生きていく、そういう「異邦人」のような精神性に対して、現実を受け入れて生と死を実感する体験を対比させることで、脆弱な現代人のありようが浮かんでくる。モヤッとした作品でありながら、そのモヤモヤがいつまでも心にわだかまる、なんとも不思議な映画だと思う。
傑作は、それを必要とする人に届くのか?
大切なものを失うことでしか、成長できない人がいる。
そんな不器用な(完璧な人はいない、という意味)人の話だった。
多部未華子さんの、海でのシーンで、溜まった涙が落ちる前に、カットが変わった。涙を流すところは見せてくれない。
親が亡くなり愛猫を失った悲しみを、口にしないし態度にも出さない、そんな「雲みたいな人」もごくごく小さい声で叫んでいる。
そんな声に耳を傾ける、とても優しい映画だった。
メッセージは分かるが
交通事故で両親を失った編集者の直実は叔父の好意で叔父の所持するタワーマンションに移り住むことになり…。
同名小説原作映画。十人十色的なメッセージは分かるものの登場人物が軒並みクレイジーすぎるため、流石にそれはダメでしょとモヤモヤの残る作品でした。
因みに多部未華子と猫ちゃんは可愛いし岩ちゃんの顔はイケメンすぎるので、画的には最高の作品ではあります。
終始、すべて、一切共感できず。
岸井ゆきのが好きなので鑑賞。
多部未華子も好きです。
でも、大森南朋と共演って、なぎささんに引っ張られますね。
どのキャラクターも共感できず。
いろいろと、文学的、詩的、哲学的な台詞回しがありますが、どれも共感出来ず。
何より、音楽がおかしい。
夢のような、フワフワした不思議な音なので、宇宙人でも出てきそう。
どのキャラも上辺だけ、中身がない。
これだけ、中身がないように見せるのはなにか意味があるのかな、、、と思ってしまった。
最後の方でようやく少しだけ感情的になり人間らしいる所もあるけど、タワマンに無料で住んでいる人に「頑張れ」とは思えなかった。
どんな終わり方なのかな、、、と思ったけど最後まで意味不明。
好きな俳優さんが沢山出てくるのに、内容が不愉快過ぎて、観ながら「???」「イラッ」「チッ」「意味不明」の連続。
私の理解力の問題ですかね。
岩ちゃんファンもおおそうですが、岩ちゃんファンも嫌な気分になりそうです。
一人の若い女性の息遣いを周りの人間関係とともに丁寧にフィルムに焼き付けた見事な佳品(映画)
①題名からして浮わついた恋愛物かと思い原作を読まずに観に行ったら全く予想外。②テレビの延長のような映画や何とか映画の枠に納まっているような映画の多い昨今の邦画の中でまるっまるっ映画であることに先ず感嘆。③優れた小説が読者に行間を読ませるものであれば、映画における行間とは何に当たるのだろう。カメラが眼として撮しとるもの、静物、風景、情景、時として言葉よりも雄弁に語る顔の表情…④主要な登場人物は本音を語らないか隠している。或いはその場かぎりの会話しかしない(誰でもそうだけど)。でも台詞に頼らず映像だけで登場人物の心情が伝わってくる映画という表現媒体の妙。⑤空と大地が交わらない様に人間は結局死ぬまでどんな関係であれ他者と交わることはないのかもしれない。でも、「空と大地とが交わる」という表現があるようにいつかどこかで交われるという希望を持って生きていく、或いは交わることはないと諦観または覚悟を持って生きていく、どちらも人間の強さだろう、ということをふと感じさせる作品。⑥多部未華子は尚美という役をちゃんと生きている。⑦名前もない脇役ながら節々で尚美に関わる人物たちを実力派俳優が演じているところもこの映画の贅沢さ。
良き脚本で、多部さんの演技も良く最後までなんだかんだでしっかり観れ...
良き脚本で、多部さんの演技も良く最後までなんだかんだでしっかり観れた。三代目さんの楽曲で正直興醒めしてしまったのは否めない。。。
タワーマンションも良いかなあ
多部未華子さん演ずる直美は、
感情を表に出さないという役柄にしても
淡々とし過ぎていて、
心の内に秘める愛情や情熱はあるだろうに
どうもそこが感じられなくて
魅力に欠けた。
シーンが移り変わる時が唐突過ぎて
状況判断に少々手間取って
話がぶつぶつ切れる感じがあった。
EXILEの子は飄々とした感じはあったけれど
今をときめく人気俳優のオーラは感じられなかったなあ。
主人公の女の子が編集者で
編集長や作家とのやり取りは興味深かった。
引っ越しを考えていて
タワーマンションもちょっと良いかなという判断材料にはなりました。
映画見た丁度その日、タワーマンションに住む友人と会食だったので、住み心地の感想を聞いたら
たまに見える富士山はやはり感動するらしいです。
それとゴミがいつでも捨てられる事、クリーニングや荷物の配送を同じ建物で済ませられる事、、など。
そう言えば、ゴミ捨てシーン多かったですね。
"持っている人たち“
僕の好きな女優殿堂入りを果たしている多部ちゃんが、事務所の先輩宮崎あおいさんが出演された"ユリイカ“の青山真治監督作品に出る日が来るなんて…
他の人もレビューで書かれていますが、男性は直実や叔母の明日子、職場の後輩愛子に共感するのは難しいですよね…
ファーストカットの監視カメラの様に、"タワマン目線“で観るくらいが丁度いい 笑
登場人物は2種類に分けられます。
"持っている者“と"持っていない者“。
タワマンに住んでいても孤独が募るばかりであったり、両親の死に泣けなかった自分に悩む直実。
結婚式間近で子供ももうすぐ産まれるが、実は旦那の子ではない赤ちゃんを妊娠している愛子。
いつも明るくて旦那に愛されているが、やることといえばSNSくらいしかなく、どこか満たされていない明日子。
やはり全てを持っている人間なんていないんですね。
贅沢な悩みだ!なんて一喝されてしまうモノもあるかもしれませんが、彼女たちは持っていて持っていない人たちでした。
多部ちゃんはやっぱり素敵ですね…
僕は彼女の目が好きなのですが、最近は首の色気がすごいなと感じてきました。
首が演技をしているんですよ。
今後多部ちゃんの演技を見る際は、是非首に注目して頂きたいです!
最後にどうでもいいのですが、タワマンに住む人はワイン好きなのでしょうか?
すごく飲んでいましたよね 笑
オムライスの女
両親を交通事故で亡くしても泣けなかった、田舎の出版社で編集者をしている女性が、有名チャラ俳優と出会い自分を見つめていく話。
叔父の所有する渋谷の高級タワーマンションの高層階で暮らし始めた主人公が、エレベーターで出会わせた同マンションで暮らす俳優にロックオンされて巻き起こっていくストーリー。
俳優の下心は見え見えだけど、それはわかっているし、主人公も悪い気していないし、良い大人だしというところから話が進展していくけれど…。
職場の後輩に叔母に、何ですかこのキモイキャラ。叔母さんは病み気味にしても、後輩はこれで親になりますか?
一応話の転機として使われてはいるけれど結構ムリがあるし、ここまでの設定いらないでしょう。
主人公のイマイチはっきりしないところも自分にはないところだしなー…この世代の女性には、わかる~となる?
「二項対立」を掲げて自分と向き合えていない女性の機微を描きたかったんだろうけど、残念ながらそもそもの主人公の心情や言動に共感出来るところがなく、結局のところも何を感じれば良いのか…大筋のところでは理解出来る物もあるけれど、自分にはハマらなかった。
今時女子の哲学の話。ですか?
丁寧な画だった。
殆ど全ての役者さんが良かった。
だがだがだが。ミリヲタ理系脳のオッさんには、中々に相当わからない。マジで、火葬後の宇宙の話しとか、本格的に意味不明。主人公の人格が一本につながらないんですから。やっぱり女性心理は苦手ですw
と思ったら。
青山真治さんじゃ、あーりませんか!
通常運転ですやん。
男性諸君は、デート映画で彼女に誘われたら付き合いましょう。不快でも苦痛でも無いけれど、刺さりませんでした。ごめんなさい。
富裕層になるという事は不幸と引き換えである事を忘れるな!
なぜなら、人を疑うようになるから。自分の富を取られはしないか、自分は騙されていないか、戦々恐々になるので!
富裕層になって友達と楽しく遊んだっていずれ飽きる。何も残らない。
そういう人間関係はいずれ鬱陶しくなる。
本当に大事な事は、自分が大事だと思う事、これこそ人と話したいと思う事を話せる友達が一人でもいる事だ。遊びが上手い友達にはいずれ飽きる。
だから、本当は、そういう友達ができるまで自分を磨く事だ。そういう大事な友達にくだらないと思われないために。
金儲けにほうけている暇はない。
一人でいる事が辛いって?
つまらない友達といる事と一人でいる事どちらがつまらない事だろう。
愛子という人はこれから苦しむ事になるだろう。性善説は正しいから。
人は自分にとって悪い事はできないから。
愛子のした事は、周りに迷惑はかけてないかもしれないがただひとり、自分にとって悪い事をしている。
ヒトラーみたいな本当の悪人しか悪魔と魂を引き換える事はできない。
自分がヒトラーみたいな本当の悪人か考えた方がいい。
それと本当の金持ちはタワーマンションには住まない。
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