「アクションやキャラは良いが話はハテナだらけ」ザ・ファブル 殺さない殺し屋 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
アクションやキャラは良いが話はハテナだらけ
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冒頭のカーアクションと、終盤のアパートのガンファイトは文句なしに迫力満点でした。
ただ、最大の悪役たる堤真一が結局何をしたかったのかを筆頭に、ストーリーはハテナの嵐。
堤演じるウツボは、4年前唯一ファブルの殺しを生き延びたという非常に大きな謎があり、これはクライマックスでドデカくネタバラし来るか!?と思ってたら、そこは全く触れられず終了。ええ…
これ、見方によっては、ウツボ殺しをキャンセルしたボスが最大の戦犯なのでは…
他にも4人の少数精鋭というならあのアパートの暗殺集団誰?とか、スズキも結局どういうキャラかよくわからんとか、あんだけ大騒ぎになってたアパート事件は不問なんですかボス?とかとか…
アパートに関しては、アクション面では最大の見せ場ながら、ストーリー的には丸々削っても問題ない(むしろ削った方が筋が通る)というなんとも悩ましい存在で。
深く考えずにアクションとキャラだけ楽しむならまぁいいのかも知れませんが、平出友梨奈のキャラが何かと重過ぎて、そんな軽い気持ちにはちょっとなれなかったので、スコアは厳しめに。
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