劇場公開日 2021年7月22日

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犬部!のレビュー・感想・評価

全130件中、81~100件目を表示

5.0誠実かつ真摯な作品

2021年7月26日
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泣ける

悲しい

楽しい

お涙頂戴でもなく、説教臭くもない。誠実な作品。 殺処分や多頭飼育崩壊を扱うが、直接的に悲惨なシーンを出さないのも、わかりやすい悪人を出して勧善懲悪劇にしないのも、誠意と配慮を感じた。 時代を頻繁に行き来する為、流れが細切れになりがちな点や、説明的なセリフやナレーションの多さは惜しかったのだが、それ以上の価値があった。観て良かった。 観終わってから、自分にも何かできることはないか考え始めた。意識と行動に変容をもたらす可能性があるのが他のエンタメ作品とは一線を画しており、小中学校で大々的に上映しても良いのではないか。多くの人がこの作品を観れば、動物を取り巻く世界はきっと変わる。

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yukinko-dayo

5.0神様からのメッセージ映画犬部‼️

2021年7月26日
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久しぶりに見応えのある映画と出会えました。 映画犬部、ありがとうございます。 行き場のない犬猫達の末路は殺処分、動物実験される事を 再度心に入りました。今も人間のエゴイズムの犠牲になっている犬猫達。たくさんの人にこの映画を観てほしい。 犬猫を単なる可愛いだけで飼うのではなく、家族の一員として、終生大事するという責任感を持って飼ってほしい。

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Kanae Tanaka

5.0本当に見てよかった!!

2021年7月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

特に動物好きというわけではないが、単なる感動ではない感情が胸の奥から沸き上がってきた。 実話を基に描いているのが伝わる、過剰な演出がなくてとても見やすく分かりやすい。 男同士の友情も仲間の絆も温かくて動物たちの名演もあり、爽やかな映画。 しかしそれだけではない現実も垣間見ることができて、日常に戻ってもずっと心に留めておきたい良作。 主人公花井颯太を演じる林遣都さんはまさに犬バカにしか見えず、これを演技でしているというのが分からないほど。 これは映画館で見て本当によかった!! まだ知らない人見てない人にぜひともオススメしたい作品です。

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奥の細道

4.5ペットの命について考えさせる映画

2021年7月25日
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ポスターだけ観てどっかの動物の学校の話で、銀の匙みたいなほのぼのコメディかと思ってみていたらあっという間に獣医になってしまって、すごくシリアスな話でした。でも観てよかったです。 自分は別れが辛くてペットを飼った事はないのですが、人間の勝手な都合で食べるためでもなくただ処分されるだけの動物の存在は辛いなと思っていましたが、思うだけでなく実際に行動している人たちもいるんだなと。 林遣都は割と斜に構えてる役が多い印象ですが、今作はまっすぐに犬の命を救おうとがむしゃらに向かう役で、それがまた良かったです。中川大志は相変わらずまっすぐで純粋な役でしたが・・・。

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ガゾーサ

3.5油断しろ。油断しろ。油断して泣けw

2021年7月25日
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鑑賞方法:映画館

油断したー。本当に油断してしまった。だってですよ。話、結構易い感じなんですもん。一本調子なんですもん。犬好きと涙もろいシニア向け映画やなと。完全に思い込ませやがるんですもん。知らぬ間に仕込まれてましたもん。コレはやられるって。死角から登場した伏兵に泣かされてしまいましたがな。 しかも、締めは、「志は同じくも、手段を異にする男たちの友情物語」ですもん。 多少、イージーなお涙頂戴物語感はありましたが、箸休め的邦画として、これは大いにアリ。 良かった。割と。 泣く子と犬には勝てない。と言うか、「少女とワンコの取り合わせは最強説」にハマるとは予想してなくてハンカチw ペットを家族として迎え入れる覚悟の無い人は、安易に飼わないでね!って事で。

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bloodtrail

4.0いろいろ生きる糧になりました

2021年7月25日
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私は、犬猫だけで無く、動物に縁がないのですが、引き込まれて、観てしまいました。 実話だそうですが、映画も真摯に、真面目に、問題に向き合い、好感が持てました。 中川大志や大原櫻子も性格が滲み出ていて、キャスティングが最高です。 何より、教授とゆう人たちは人でなしが多いのですが、この映画、の教授は謙虚で、実在する人で、とても好感を持てました。 展開もセリフも、気を衒うことなく、真実を追求するので、とても、深く考えさせられる、良い映画でした。 エンタメとは程遠いのかもしれませんが、たまには、人間と犬猫を含めた周りを含めた生き様について考えられる、良い機会だと思います。 犬猫好きだけで無く、真剣に生きる人は、是非。

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アサシン5

3.5僕なら猫部!だな

2021年7月25日
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鑑賞方法:映画館

①愛すべき小品と言うべきか。名作・傑作と呼べるような作品ではないが、淡々とした演出・脚本ながら、動物を飼うということはその命を含めて丸ごと面倒を見るということだ、という視点が根底にあるので軽くても骨のある作品だと言える。ペットを飼っておきながら自分の手に負えなくなると放り出す無責任な飼い主には是非観てもらいたいもの。②映画全体を通して徹頭徹尾犬をはじめ動物達の命を守る信念がぶれない主人公だから映画のテーマがぶれないのだが、考えてみれば現実生活では「そんな人いる?」「ちょっと極端過ぎない?」「お金大丈夫?」と思わされるキャラクターではある。そんなキャラクターを説得力を持って造型しつつ、柔和で人好きのする外見ながら芯があり骨があるところも巧まず表現できているのは林遣都ならではの嫌みのない個性と演技力ゆえであろう。③

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もーさん

4.5泣いた泣いた

2021年7月25日
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鑑賞方法:映画館

犬が好きで、林遣都が好きという理由で観ると即決。もっと軽いのかなと思ってたけど、結構重いテーマ。でも終始明るく描いてました。動物に演技させるのは大変だっただろうけど、どの子も上手だったし、何よりかわいかった〜。

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okuy

3.5ペットに携わる人々の奮闘劇

2021年7月25日
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ペットの殺処分についての物語を上手く描いてます。 殺処分という重く悲壮感を感じさせる物語を、ペットを救けることだけに重きを置くことで、前向きな目線で描いてます。 物語も学生時代(昔の話)かと思ったら、いまの現状を踏まえた構成にしていて良かったと思います。 ただペットに関する根本の問題を避けてる点はありますが、犬好きな主人公の目線からペットに携わる方々の奮闘を前向きに描いた物語で好感が持てます。 あとこの種の物語で恋愛的な要素がほぼ無いのも珍しい映画だと思います。

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ムービー好き

5.0派手ではありません。でも心に残る作品

2021年7月25日
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鑑賞方法:映画館

ドキュメンタリーではありませんので、本当の現場はきっともっと大変な事があるんだと思います。 なので当事者の方から見たらそんなにうまくいかないよ、って言われるかもしれません。 でも若者たちの動物たちを1匹でも多く助けたい、という気持ちがひしひしと伝わってくるとても心に残る作品です。 演出は派手ではありません。泣いてほしくて作っている作品でもないと思います。 そしてかわいいかわいい、という作品でもありません。 今、動物と暮らしていたらもっと大切な存在になると思いますし、そうでなくても何かできることはないかと思わせてくれる作品だと思います。

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さびたねこ

5.0映画なんて観てる場合だ!

2021年7月25日
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泣ける

知的

難しい

北里大学をモデルにした、命を守ると言う問題意識に溢れた一作。「この作品を多くの人に観てもらわなくては」と思う監督・スタッフの熱意に打たれます。フジテレビの「ノンフィクション」等でも繰り返しテーマとなった動物の「多頭飼育崩壊」の手前に、「人間の崩壊がある」と言うメッセージ。それはまさに、この世の命すべてを救いたいと言う賛歌に他なりません。各種映画サイトでも、かつてない程の高評価がついていて嬉しい限りです。 優れた映画は最良のビタミン剤です。 まさに、《 映画なんて観てる場合だ! 》

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kammomen

3.0犬好きには良いかも!

2021年7月24日
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今日は、犬部を観てきました! ま〜映画館で観るほどのものではなかったけど、犬好きには良いかも! ただ、犬が好きすぎる人には逆にちょっと辛いかも! そもそも、日本には保護犬が多いのに、なぜ血統証にこだわるのか?だからブリーダーとかが増え、ペットショップで売られる。でっ!売れなければ処分されるのは、どうも納得できない! 昔は、犬を飼っていて、また飼いたいけど、やはり亡くなるのは辛い。 昔、飼ってた犬が老衰で弱ってた時、私が学校から帰ってくるのを必死で待っていて、帰ってきた瞬間私の腕の中で、息を引き取った。 映画を観ていて、その場面を思い出した時涙が止まらなかった。 殺傷処分を無くせれば、世の中ももっと良くなるんだろうけど、やはり理想論なのかと、少し考えさせられた映画でした。

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ツヨポン

5.0動物への愛ぎっしり!

2021年7月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

ワンちゃん、ネコちゃん好きのみならず、ペットを飼っていない中年オヤジの私でさえ、ジワジワ来るストーリーに涙がこぼれました、 真の動物愛護という社会派のメッセージを青春ストーリーという乗り物に乗せて、優しく幾重にも伝えていく手法に感動いたしました。 飼い主、獣医、行政、それぞれの立場から、動物の命をどう考えているのかを描き、社会通念を動物への愛で覆そうとする若者たちの葛藤と挑戦するストーリー。子供から大人まで、楽しく学べる作品でした。いろいろ考えさせられ、夏の暑さを忘れさせてくれる爽やかな作品でした。

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osamu20001

2.5理想主義は立派ですがペットを飼ってる人向けの作品

2021年7月24日
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良心的な作品だとは思いますが、娯楽作品としてはストーリーもテンポもかなり微妙。理想主義が目立つのもペット好きな方にしか響かないように感じました。現実はもっと切実な気がします。 ちなみに私はペットを飼うと、他に手が回らなくなるのがわかるので近づかないようにしています。 ペットを飼っている人にオススメなのかも。

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Yoji

5.0ただのわんこ好きの映画じゃない!

2021年7月24日
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今週観たい映画なくて、ちょっとほっこりしたワンちゃんの映画でも観るつもりで観賞したら思いがけすとても素敵な映画でした。 役者さんたちの演技も素晴らしいのですが、何よりも動物たちの自然さが素晴らしい!! 殺処分などについて考えてない訳ではないけど保健所と動物愛護センターの違いもままならない状態でした。映画中はイメージしてる保健所のようなものと思って観賞してました(映画中に特にその違いについては触れられないので後で調べた)。殺処分をなくしたい、不幸な動物をなくしたいという想いにそれぞれの登場人物がそれぞれの形で向き合って前向きに進んで行く姿に感動します。引き取った保護犬の最期を看取れなかった後ろめたい気持ちなどは、自身の飼い犬と(もう30年も前に亡くなった)重なって涙無くしては観れませんでした。

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Reo13

2.5犬好きには良いかも

2021年7月24日
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小さい頃から犬好きだった獣医学部生の花井颯太は、1匹の実験犬を救ったことをきっかけに、動物保護サークル「犬部」を設立し、同級生の柴崎涼介ら仲間たちと共に動物保護の青春を過ごした。16年後、獣医師となっても保護活動を続けていた颯太が逮捕されたと報道され、昔の犬部のメンバーたちが再結集し保護を始める話。 特に犬が好きな訳じゃないから、刺さるものが無かった。 田辺桃子が透明感有って良かった。

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りあの

3.5ペット問題に向き合う獣医の物語

2021年7月24日
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泣ける

萌える

実話ベースのペットと向き合うお話です。 動物を救うために獣医を志す二人を中心にサークル活動を通じて交流する仲間たちの活躍を描いた秀作。 お久しぶりの大原櫻子さん、とても良かったです。猫好き感がイメージにピッタリでした。

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タイガー力石

4.0犬猫愛好家はすべからく鑑賞すべし!

2021年7月24日
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泣ける

悲しい

幸せ

タイトルから気になっていた本作。あまり予告も流れず、事前情報もないまま鑑賞してきましたが、いやーよかったです。いろいろ考えさせられる2時間でした。 犬バカ(犬好きの敬称)の花井颯太が、獣医学部で手術実習に使われる犬を助けたことから、すべての犬や猫の命を救おうと立ち上げたサークル犬部。卒業後、獣医になってもその思いは変わらず、かつての犬部の仲間とともに、それぞれの今の立場で、動物たちの命を守ろうとする姿を描きます。 本作では、大学での研究のための解剖、ペット飼い主の姿勢、捨て犬や捨て猫、去勢や不妊手術、保健所での殺処分、動物病院の現状と限界、ペットショップやブリーダー等、さまざまな角度からペットにまつわる問題を描いています。普段は見過ごしがちな問題をきちんと描いているところに好感が持てます。特に保健所で殺処分を待つ犬のシーンには、胸が締め付けられるようでした。ただ、決して見たくはないのですが、殺処分にしても動物病院の現状にしても、もう一歩踏み込んだシビアなシーンを入れれば、さらに強いメッセージになったのではないかと思います。 構成としては、獣医師となった現在と、大学時代の犬部での活動を行ったり来たりして、ややわかりにくい部分もありましたが、現在と過去をうまく関連させた脚本はなかなかおもしろかったです。 主演の林遣都くん演じる花井の一途な思いと、中川大志くん演じる柴崎の思いが、どちらもしっかり伝わってきました。二人の性格とアプローチは違えど、目指すところは同じという対比が、とても効果的で作品に奥行きを与えていたと思います。特に、中川くん演じる柴崎が、終わりなき殺処分の日々に心が押し潰されるシーンは、涙無くして見られませんでした。 脇を固める俳優陣もなかなかの好演で、中でも今回のイチオシは田辺桃子さん!「ゆるキャン」からのファンですが、本作では大垣千明からガラリと変わり、物語を大きく動かすキーパーソンを見事に演じています。今後の活躍がますます楽しみな女優さんです。 それにしても、これが実話ベースとは本当に驚きです。こんな草の根の活動を取り上げ、広く知らしめた本作の意義は大きいと思います。犬部の目指す世界の実現はまだまだ先ですが、その思いは本作からひしひしと伝わってきました。犬猫愛好家はすべからく鑑賞すべし!

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おじゃる

4.0動物ものとなると過剰な演出でさあ泣け!と言わんばかりの映画が多い中...

2021年7月24日
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動物ものとなると過剰な演出でさあ泣け!と言わんばかりの映画が多い中、全くそんなことはなく、保護動物の現実をリアルに描いている映画だった。 それ故に保健所など辛いシーンも有るけど、映画全体としては重くなりすぎず、飼い主を責めることなく、主人公花井颯太が信念を貫いて少しずつ周りを変えていく姿が印象に残る。 颯太にとって1番大切なものが何なのかが、もう1ミリのブレもなく心にあるなと感じさせる林遣都さんの演技力は流石で、実際のモデルになった先生とも重なって見えた。 一方で、現実と理想のバランスを取って自分を1番つらい位置に立たせる柴崎も中川大志さんが好演していて、こういった獣医師も沢山いるだろうと想像できた。 そして、動物たちの演技というか、表情や姿が素晴らしかった!本当にどの子も幸せになって欲しいと心から願ってしまった。 せっかく夏休みのタイミングで公開されたこの映画、ぜひ大人だけでなく子供も含め沢山の人に見てほしい。そして、人と同じように一生懸命生きている動物達の姿を見て欲しい!

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ごま

5.0「あふれるほどの愛でしか、世界は変わらない。」それを体現した映画!

2021年7月24日
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泣ける

楽しい

興奮

ネットやテレビではかわいい動物たちの動画がたくさんupされ、今は空前のペットブームと言われています。飼い主に大事に大事にされ、幸せな一生を送る動物たちがいる裏で、そのつもりはなくても殺処分など心が締め付けられるような最期を迎える動物もいる。そんな状況を少しでも良くしていこうとする、主人公の花井先生と仲間たちの心意気に感動しました。「なんとかしなくちゃ」と実際に行動に移す、芯の強さに頭が下がります。実話を元にしたお話なんですよね。北里大学獣医学部素敵です。 考えさせられる題材ではありますが、出演している動物たちの可愛さも必見です。 殺処分0は簡単なことではないけれど、ラストシーンの花井先生の瞳がとても印象的で、心地よい余韻が残りました。

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kintoki