劇場公開日 2020年12月25日

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AWAKEのレビュー・感想・評価

全94件中、81~94件目を表示

2.5人工知能に負ける=人間に負けるなのでは?

2020年12月29日
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 全体的に面白かったんですけど、どうしてもこの疑問を乗り越えられませんでした。人工知能も言ったら人間が作ったものじゃないですか。「もし人間の棋士が人工知能に負けるようなことがあったら、我々は職を失うことになるかもしれないですからね」と対局の解説をする人が言ってるんですけど、シンプルに人間のあらゆる予測能力に負けたで良いのではないかなと思いました。  この作品の一番好きなところはラストカットです。人間vs人工知能がこういう結末になってどう終わらせるのかなと思ったら、通りすがりの子どもが「自分でこの手を打つことを決めたんだ」と自覚するシーンが上手くリンクしてるなと思いました。  あと、音楽がやや冗長だったです。試合が終わった後とかは、音楽は何もかけずにシャッターと取材音だけで良かったんじゃないかと思いました。  女性のキャラクターも本当に必要だったか微妙だし、主人公の挫折も挫折足り得ないというか、ところどころもう一歩だなと思わざるを得ませんでしたが、吉沢亮vs若葉竜也の演技合戦には熱さが伝わってきて感服しました。吉沢亮は真っ直ぐに駒を置き、若葉竜也は駒を雑においてチョンチョン触りながら整えていくという比較も良かったと思いました。  吉沢亮さんは「青くて痛くて脆い」といい「さくら」といい、変な青春映画に引っ張りだこですね(笑)次回作にも期待します。

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わたろー

3.5歩が進む

2020年12月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興奮

知的

吉沢亮主演ということで鑑賞。 将棋に関しては知識ゼロ。大丈夫だろうかと不安はかなり残る。 中々よくできた映画じゃないですか。 知識ゼロでもそこそこ楽しめて、少し将棋に興味がわきました。 幼い頃から棋士を目指し将棋しかやってこなかった英一(吉沢亮)は、大事な対局で同世代の陸に敗れてしまい、プロになることを諦める。 やっぱりホントすごいわ。吉沢亮。 訴えかけるような力強い目、微かに震えている手先、細かな仕草。 どれも演技をしているようにみえない。自然と言うよりも、役になっている。本人かのように 彼のおかげでこの映画が成り立っていると言っても過言では無い。★3.0分は彼に渡したい 前半は将棋をやっていなくても分かりやすく、心情の変化だったり場面の行き来だったりが面白い。 人間vs人間と人間vsAIの切り替わりはかなり良く、純粋に将棋をしてみたいと思った。 テンポは割とよく飽きることなく楽しめる。 将棋ということもあって、私的にはゆったりしている映画を想像していたのだが、そんなことは一切なくむしろスピーディ。 ただ、緊迫感がいまひとつかなと。 テンションは上がるのだが、張り詰めた空気を表しきれてない。もっと、完全に無音の状況だったり「どうなるのか...?」の尺を増やして欲しかった。 そして、ラスト勝負はやはり将棋の知識が無いと厳しかった。前半は良かったのだが、ラストになると流石に無理がある。特に説明もなく、知っている前提で進んでいくので知らない人はキツイかも まあでも、予想以上に楽しめたのでOKです 吉沢亮=神だな。こりゃ

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サプライズ

3.5将棋が人生の全てだった彼の生き様

2020年12月28日
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鑑賞方法:試写会

知的

将棋の知識はほぼ皆無です。 3月のライオンしか将棋の作品は見たことがありません。投了の意味もわからず、調べました… ちょっと知識がないと着いてけないとこが若干ありました。 ただ、吉沢亮の陰キャは結構好きです。AWAKEに欠陥が見つかって、パニクって、焦りと憤りの表情はかなりの見応えがありました。 それから、何がいいって若葉竜也です。今まで見たことない姿でした。彼は何でもこなしますね。ワンシーンのキーパーソンのような出演から、ヤンチャなヤンキー役だったり、彼の最近の飛躍ぶりは目を見張ります。 将棋を指す彼は、色っぽさもあり、艶やかでした。 先生が言っていた、本来将棋は楽しむべきものって言葉が印象的でした。勝負に拘るあまり、楽しむことを忘れてしまっていたのです。しかし、プロの世界はそういうもんなんでしょうね。それと対比するかのように、最後のシーンの3人が将棋を楽しむ姿はとても微笑ましかったです。

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さくらん

3.5地味でしたが良心的な作品でした。

2020年12月28日
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かなり地味な印象ですが、将棋のシーンは緊迫感があるので飽きる時間は無かったです。 役者さん達は皆適材適所で安心して見れました。 主役の二人の静かなライバル関係と友情も感動しました。 目的を失っている若い人には見てほしい作品です。

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Yoji

4.0青くて痛くて脆い

2020年12月28日
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鑑賞方法:映画館

将棋士のプロを志した青年は ライバルに敗れその夢を諦めた... 将棋をやめてなにをしてもうまくいかない青年は ふとしたきっかけでコンピューター将棋の存在を知る 決して派手さはない 約2時間のお話の中で 淡々と進んでいくのだが 言葉は悪いが地味なのに飽きがこない。 テンポがいい 無駄がない 伝えたいことだけを伝わりやすいように 伝えてくれている脚本だと思う すごく丁寧なつくり。 相当脚本は丁寧に考え抜かれた 丁寧につくられたんだなとおもう。 俳優陣も素晴らしいのであろうな 邦画は派手さがなくつまらない 正直むかしそんなことを感じたこともあったが 今は違うな 邦画はこのドラマ性をしっかりみせてくれる 中身がしっかりしてる AWAKEで邦画に目覚めてくれる AWAKEしてくれるひとたちがひとりでもおおくでてくれたらいいなとおもうし AWAKEがもっといろんな劇場で上映されたらいいな とも思いました。 さて吉沢亮くん。 髪型といい役柄といい 青くて痛くて脆いの田渕にそっくりな役で 被ってしかたがなかったのはわたしだけかな?笑

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いけだ あさり.

1.0え?どこが面白いのですか?

2020年12月27日
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将棋で負けたからパソコン使って勝負するておかしくないですか?映画の作りも低予算ぽい薄ぺらい。音楽も安っぽい。低予算で作ったなら安くしてくれ。何も感じない、無駄な時間でした。

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sとしゆき

4.0電王戦とニコ動、どちらも懐かしいですね

2020年12月27日
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鑑賞方法:映画館

2015年当時、人間とコンピューターが同じ土俵上で戦う電王戦をネットで楽しみながら見ていました。人間がコンピューターに負かされる時代が来るのか、結構ハラハラしながら見ていた記憶があります。横スクロールのニコ動も懐かしいですねえ。 実際の阿久津八段との対戦で、コンピューターのバグを利用して勝とうとした阿久津八段に対して、ソフト開発者がイベント興行という点を全く考慮せずあっという間に投了(負け)して、どっちも叩かれた記憶があります。 翌2年度の開催は人間側の完敗で終わり、人間がコンピューターと戦う舞台自体が綺麗さっぱり無くなりました。 そういう意味で2015年の対局が一番盛り上がったと思います。 電王戦自体は現実にあった話ですが、棋士とソフト開発者とのライバル関係とか完全に盛った話です(ここは間違いなく)。 人間関係とか人間性とかマイルドに描いているでしょう(ここは推測が混じります)。 映画を見る人にとって後味良くしていると思います。 映画自体としては悪くないと思いますが、将棋を全く知らないとチョッとつらいかもしれません。(点数は、チョッと甘目) 最近は将棋もニコ動も全く見てないので、懐かしく感じました。

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お抹茶

4.0緊張の連続でスクリーンに釘付け!

2020年12月27日
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鑑賞方法:映画館

観賞後の疲労感が凄いけどエンドロールの心地よい音楽に癒された感じ。 吉沢亮さん演じる栄一が将棋の道を諦め、大学でコンピューターの将棋ゲームを開発するストーリー。 プロの棋士とそのゲームで対戦する展開。相手は幼なじみでプロになったライバル。 将棋を知らないでも楽しめる感じ。 とにかく緊張の連続で、その時に流れる曲が緊張感を倍増。 将棋をするときの顔の表情や目線。 プログラミングする時のキーボードの音。 何もかもがスリリング。 時々笑わせるシーンで飽きることも無しだけど、起伏の無い展開に飽きる人もいるかもしれません。 実際きあった話しを基に作られたか作品だけど、対戦する棋士の方はどんな気持ちでゲームと対戦していたのか? 気になるところ。 「二8角」の言葉が頭から離れません(笑) 観賞客は何故か若い女性が多め。 吉沢亮さん目当てだったのかな( ´∀`)

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イゲ

3.5先生〜😭

2020年12月27日
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鑑賞方法:映画館

先生、暖かくて良かったです。主人公たちより先生に感情移入しちゃいました。 うーん 敢えて言えば子役シーンが長かったかなあ 子役からの流れは本当に成長したらこうだろうなと思うぐらいマッチしてましてけど。 しかし友だちって数じゃないよなー 若いってしんどいけどやっぱいいなー 爽やかな味わいでした

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persimmon orange

2.5

2020年12月26日
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悲しい

興奮

幸せ

ライバルに破れ棋士の道を諦めた少年が、AI将棋のプログラミングに目覚める話。 2015年に実際にプロ棋士とコンピューターの対戦が行われたとのことで、それに着想を得て描かれた、そこに向かって行くAIのプログラマーと、かつてライバルだったプロ棋士というストーリー。 将棋界に関する知識ははほぼ皆無、将棋は指したことあるけれど…乙。レベルで鑑賞したけれど、雰囲気やセリフで対局感をしっかり伝えてくれるので基本は問題無し。 ただ、電王戦が始まってからは、やはり将棋に詳しくないからか説明ゼリフが多く感じ、対局の熱さがダイレクトに伝わって来ず、ちょっと置いてけぼり感があったのは否めない。 全国で天才と呼ばれる少年達の中でも、有力であった主人公の負けん気と挫折や、ライバルとのある種の友情を描いた物語でなかなか面白かった。 そしてエピローグのなんとも言えない微妙な距離感はムズっときて心地良かった。 それにしても劇中に登場するAIに関しては架空のものかも知れないけれど、ロボットハンドは本物ですかね?流石DENSO大したものです。

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Bacchus

4.0吉沢亮が良かった

2020年12月25日
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鑑賞方法:映画館

知的

奨励会でプロ棋士目指していたが、天才に敗れ退会し、目的もなく大学生になってた青年が将棋ソフトの開発をする事で夢を見つけ、コンピュータ将棋の大会で優勝し、プロ棋士と戦う話。 天才と呼ばれてる子供達が奨励会に集まり、1年に4人しかプロ棋士になれない厳しい世界。 ものすごい勉強量だと思う。将棋が弱いから諦めて東大に行ったと言う話もあるくらい頭は良い人達なんだろう。 だから将棋ソフトの開発も出来たんだろうな、と思って観てた。 挫折もありソフトのバグも有りで悔しい思いをしてきた元奨励会棋士でソフト開発者を吉沢亮が演じてる。 いつの間にか入り込んで応援してた。 実話を元にした見応えある作品だった。

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りあの

4.0AIにできない事!

2020年12月25日
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鑑賞方法:映画館

AIにできない事は責任を取る事。AIには過去しかない事。答えのない哲学はできない。将棋のAIに囲碁はできない事!

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原健彦

5.0オンライン試写会はパソコンで観ました

2020年12月23日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

知的

少ない台詞と動きの映画でここまで惹き込まれるとは。登場人物は暗いのに観終わった時には爽快感があります。 表情や姿勢で演技する俳優陣も、無駄が無くこだわりのある映像と、物語に寄り添った音楽も素晴らしいので、環境の整った映画館で早く観たいです。

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ミドル

3.5将棋でぶつける青い炎のような情熱の揺らめき、事実に則りすぎるも緊張感がヒリヒリ伝わる

2020年12月15日
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鑑賞方法:試写会

興奮

知的

将棋界で物議を醸した電王戦の裏側をベースに描かれた青春ドラマ。事実に則りすぎている雰囲気も否めなかったが、静かなる闘志を燃やしながらぶつかる青春に心を打たれた。 プロの道を断念した英一は、将棋しかやっていないことと社交的ではない性格が災いし、周りと距離を取れない、やさぐれた日々を過ごしていた。そんなある日、コンピューター将棋の声で英一は目を覚ます。新たにやるべきことを見つけた英一は、培った集中力からプログラミングを習得していき…。今年盛り上がりをみせた「誰にでもある青春」を感じさせる熱きドラマが、この作品にも感じられる。そのベクトルが、棋士らしい静かなる闘志として、画面からひしひし伝わってくる。緊張感から生まれる棋士の挙動や周りの雑音、駒が鳴る音までが一体となって雰囲気をつくっている。そのため、将棋が分からずとも引き込まれるような映像になっている。その一方で、ストーリーが事実に則りすぎてしまっているのが勿体ない。感情の行方よりも展開に重きを置かれたように取れる。若葉竜也と吉沢亮が互いに努力を続ける姿、意識するような視線が熱く痺れる。 将棋史に残る一戦だけに結果が知られているが、あまり予備知識は入れない方が良さそう。熱き戦いに向けた青春の奇蹟、将棋を通して映し出されるドラマに心を打たれた。ネクラが似合う吉沢亮が魅せる強い眼差しと挙動は圧巻。年末の最後に起こる奇跡、ぜひご覧あれ。

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たいよーさん。