「地味だけど満足できる作品。」AWAKE ごーるどとまとさんの映画レビュー(感想・評価)
地味だけど満足できる作品。
コロナ前は月に一回ほどお遊びで将棋を指していました。めちゃめちゃ弱いですけどね。そして今はときどきアプリと対局しています。
もっとエンターテインメントにしようと思えば出来ただろうけど敢えて抑えて丁寧に作られた感じの佳作。ストーリーのバランスもいい。
役者さんも良かったです。特に清田のお父さん役の中村まことさんと磯野役の落合モトキさん。落合さんは「桐島、~」の好演も光ってましたよね。
ただ、将棋を全く知らない人にはもう少し説明があった方が親切だったかなと思います。あの一手がなぜ負けになるのか、駒の動き方を図で示すなりして誰にでも分かるように表現出来たでしょうに、予算的な制約があったのでしょうか?そもそも棋譜の読み方が分からない人には少年期のあのシーンも呪文を唱えているようにしか見えなかったのでは?
あと場面場面のつなぎ方に(ん?これでいいの??)と感じるところがありました。
どうやら監督さんは初メガホンで編集も担当されたようですね。初監督作としては素晴らしいのでこれからも注目していきたいです。
ラストシーンはとても温かかったですね。ようやくお二人は将棋を楽しめるようになったんだなぁって。なるほどこのシーンのためにあの伏線があったのかぁと。良きエンドでした。
私の今年の目標に「将棋を強くなる」を追加しようっと。
こーるどとまとさん コメントと共感をありがとうございますm(__)m!
長くて取り留めもないレビューを そんな風に仰っていただき 嬉しいです。山田監督 次回作楽しみですね!AWAKEの公式サイトに「カントク日記」なるものが有り、とても興味深かったです。
レモンブルー様、コメントどうもありがとうございます。
なるほど、将棋を知らなくても問題無く楽しめたのですね。演出はこれで良いというご意見もごもっともかと思います。
貴方様のレビューも拝見しました。とても素晴らしいレビューですね❗️✨
私は全く将棋をしらないまま観ましたが、二八角の手の意味もなんとなくは分かりましたし、説明有っても多分蛇足に感じたかもしれません。この映画の描きたかったものは将棋ではなくて清田と浅川の将棋を通しての友情?や青春の光と影だったと思うので、これでいいと思いました。
本当にラストシーン…良かった〜!🤣ですね!