「歩が進む」AWAKE サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
歩が進む
吉沢亮主演ということで鑑賞。
将棋に関しては知識ゼロ。大丈夫だろうかと不安はかなり残る。
中々よくできた映画じゃないですか。
知識ゼロでもそこそこ楽しめて、少し将棋に興味がわきました。
幼い頃から棋士を目指し将棋しかやってこなかった英一(吉沢亮)は、大事な対局で同世代の陸に敗れてしまい、プロになることを諦める。
やっぱりホントすごいわ。吉沢亮。
訴えかけるような力強い目、微かに震えている手先、細かな仕草。
どれも演技をしているようにみえない。自然と言うよりも、役になっている。本人かのように
彼のおかげでこの映画が成り立っていると言っても過言では無い。★3.0分は彼に渡したい
前半は将棋をやっていなくても分かりやすく、心情の変化だったり場面の行き来だったりが面白い。
人間vs人間と人間vsAIの切り替わりはかなり良く、純粋に将棋をしてみたいと思った。
テンポは割とよく飽きることなく楽しめる。
将棋ということもあって、私的にはゆったりしている映画を想像していたのだが、そんなことは一切なくむしろスピーディ。
ただ、緊迫感がいまひとつかなと。
テンションは上がるのだが、張り詰めた空気を表しきれてない。もっと、完全に無音の状況だったり「どうなるのか...?」の尺を増やして欲しかった。
そして、ラスト勝負はやはり将棋の知識が無いと厳しかった。前半は良かったのだが、ラストになると流石に無理がある。特に説明もなく、知っている前提で進んでいくので知らない人はキツイかも
まあでも、予想以上に楽しめたのでOKです
吉沢亮=神だな。こりゃ
サプライズさん 東京リベンジャーズのレビューにコメントありがとうございます。お返事はあちらにさせていただきました。
「AWAKE」も「さくら」も「キングダム」が公開された頃に撮影されたようなんですが、どの映画に在っても、他の役を全く匂わせない 役を全力で生きてるのが 吉沢亮さんなんだな と改めて凄い役者だと思います!これから ますます 楽しみです‼️