「口下手な女子高生」いとみち いなかひとさんの映画レビュー(感想・評価)
口下手な女子高生
母親の死をきっかけに、感情を押し殺してしまった高校生の物語。このところ、ハリウッド映画ばかり観ていたので、展開の緩い邦画に苦労した。
大きな事件はメイド喫茶のオーナーが逮捕されたぐらいしか起こらない。あとは親と喧嘩して家出することか。徐々に感情を取り戻していく過程が描かれる。原作が新潮文庫にある。小説だから、本ではその内面が詳しく書かれているかもしれない。映像だけでは、よく摑みきれない。自己表現として、津軽三味線が利用されるが、私にはよくわからない。
原作を読んでから、また評価し直ししたい。
コメントする