「トヨエツとコーヒー」いとみち コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
トヨエツとコーヒー
主人公を演じた駒井蓮が素晴らしい。
目の力というか、演じる役の子の意識が変わっていくのを目で表現していて。
何かを成し遂げる話ではない。
なんの取り柄もなく、自信がなく、やりたいこともない、方言の強い地方の女の子の内面が成長していく話だった。
ほんの少しの前向きさ。
これを内側から絞り出す勇気が、この映画の見どころだったと思います。
駒井が青森出身らしくネイティブな津軽弁で、セリフの1/3ぐらいが分からなかったけど、たぶんニュアンスは分かった気がする。
個人的には、コーヒーを飲むトヨエツが最高にかっこよかったです。
コメントする