「生きるということ」ノマドランド まろさんの映画レビュー(感想・評価)
生きるということ
私自身、引越しが多く、もう実家がない。なつかしく訪れる家もない。それは、悲しいことでなく、次への必要があってのこと。
今、自分が住む家は、自分のためのコンパクトな住まい。自分の居心地のいいようにあれこれ手を入れているが、賃貸物件。
この必要空間は、もしかしてキャンピングカーでもいいんじゃないか、と、もうずっと前から思ってる。 初めて、キャンピングカーをみてあこがれたのは、ピンキーとキラーズのテレビ番組 ww 50年以上前の番組です~ ww
旅がしたい。定年位になれば、キャンピングカーで各地を旅したい、と今でも思っている。
が、日本は難しいんだよね、オートキャンプ場が一泊2,3千円。 停められるとこって、少ない。 (アメリカでも、どこでも停められるわけじゃない、っていうのも、この映画にでてくるけどね)
ホントに、ワタシにとっては、ある意味、居心地のいい車に住むのは夢なんですよ。
いや、現実に、アメリカは、そういう人がいて、という話。
原作が、ノンフィクション「ノマド 漂流する高齢労働者たち」ということで、現実は、「何かを失って、心を痛めた高齢者」が、収穫時期や、クリスマス需要のネット宅配なんかの季節労働に出向いたりしながら、暮らしている。
この映画を観て、え! って思ったのが、エンドロール。
役名と、役者名が一緒の人がいっぱい。
で、このサイトで、実際のノマドの人たちが出演してる、って。 びっくりです。
こんな映画、こんな撮り方そう多くはない。 明らかなノンフィクションとも違う。。
「スリービルボード」の女優さん、あの映画は共感できなかったけど、彼女の存在感は忘れられない。 普通映画で書かない部分を、この映画は、いちいち入れることで、すごくヒリヒリするけれど、考えてみれば、生きていることは、いつもそういうヒリヒリ感を抱えている。
わざわざ描かれると、痛いけど、それは、生きていると当たり前なんだよね。
どんな豪華な家でも、病気にもなるし、死ぬときは死ぬ。 そう、すべからく、人は死ぬのです。
この映画は、いろんなシーンが次々とたくさんでてきて、大自然と触れ合う場面が、ちょいちょいでてくる。
対極は、「マディスン郡の橋」かも。 家に縛られて、家で一生を過ごす。
どっちも大変、どっちもどっち・・・ なんだよね、結局、という、人生の選択肢を示してくれてるという映画でもあります。 残された人生、どう過ごしますか?
中ちゃんさん、コメントありがとうございます!!
なんと、再放送されたなんて!! 全然知らなかった。。。onz ググってびっくりです! 情報ありがとうございます!!
何しろ、小学生のころ観た記憶だけなんで、めっちゃおぼろげ。。
最終回の、あのシーンは、目に焼き付いて・・・ますが、本当に記憶が正しいかどうかは。。。
子どもだから、ホント、キャンピングカーへのあこがれが、刷り込まれちゃって、以後ずーーーーーっと頭の隅にあるんですよ。。
すでに、世の中には、いっぱい売ってますが、実は、未経験。。大変な話とかも、経験者から聞いてもいますが、やっぱり、いいな~
ただ問題が。。 大きな車の運転が下手なんです。。。とほほ