「「暴力」の前では、国連でさえ無力である」アイダよ、何処へ? みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
「暴力」の前では、国連でさえ無力である
映画「ホテルルワンダ」を思い出す。
どちらも、作中では明確に描かれないが、軍隊としての実力(人数や装備)は弱く、ドンパチになれば敵わない。単に「国連」という印籠で成り立っていると、現地司令官も分かっているので、積極的になれないのかな?
あとは、「烏合の衆」でしかなく、「意思決定」のスピードは日本の役所並みに遅そうだ。
相手もそれらを分かってナメられている。
本作ではその国連内部にはあまり触れず、主人公アイダの視点で描かれるので、国連にたいする苛立ち、「セルビア側に酷いコトをされるのでは?」
という恐怖心がこれでもか!
というほど繰り返される。
旧ユーゴスラビアでの紛争は当時、ニュースで見た覚えが薄っすらあるだけなので、改めて勉強してみよう。
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