「こんな世界でも親が子を想う気持ちは共通」親愛なる同志たちへ sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
こんな世界でも親が子を想う気持ちは共通
この時期だからこそ本作品を見る意義があるかと思い見てきました。
まずは、時代背景も考慮してか、作品がモノクロであり、16mmで撮られているような真四角なスクリーンサイズです。
この手法に、見ているこちらも、当時の時代背景を感じながら作品に冒頭する事が出来ます。
本作品、かなり重厚な作品です。
人間は誰の為に生まれて来るのか、何の為に生きていくのか、改めて考えさせられました。
信じていた国に裏切られ、その格闘が大変に色濃く出ていて、あの国は、50年以上経って何も変わっていない・・・・
まじで、機密契約に笑うしかなかったな・・・・カッコよく言えば、隠蔽なんだろうけど・・・・
あまりにも不様過ぎて、信じきっている国民は、可哀想だよな・・・・
人の命をなんだと思っているんだよ、人の人生をなんだと思っているんだよ・・・
しかし、こんな世界でも、親が子を想う姿勢は万国共通なのは、本作品の中でも一安心するエピソードだね・・・
しかし、本作品がロシア人によるロシアの映画だと言う事も大変に不思議な気がするな・・・
少しでも、今の国の体制に疑問がある人達がいるのなら、その数を増やし、生まれて来た人が馬鹿をみない国作りに励んで欲しいな・・・
しかし、平気で嘘がつけるのだから、怖い人たちだよ、まったく・・・・
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