ARIA The CREPUSCOLOのレビュー・感想・評価
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アニメを見ていた人にはでっかいおすすめです。
冒頭、予告編で流れていた数々の場面でネオヴェネチアの世界に引き込まれます。
アテナさんのドジっ子ぶりは相変わらずでした。声も違和感なし。
アニメを見ていた人には、おなじみのキャラが、ちょっとずつ出てくるので、すごく楽しめます。
個人的には、アリア社長の大食い自慢、暁と灯里のやり取りにクスッとしました。
屋形船を期待してたんか~い。
アテナさんの替え歌もグッドです。
ストーリーは、後輩ちゃんの飛び級合格の裏側がしっかり描かれているので、ORIGINATIONを見ているといい具合にシンクロします。
最後のアテナさん、アリスちゃんの歌声には、心洗われました。
さてさて、蒼のカーテンコールとしては、
AVENIREが青色のロゴでARIAカンパニー中心。
CREPUSCOLOはオレンジのロゴでオレンジプラネット中心。
次のBENEDIZIONEは赤色のロゴで姫屋中心。
ティザービジュアルで藍華のクローバーが出ていたことから、プリマ昇格前後の話になるんだろうなと期待しつつ、今回セリフのなかったアルくん、背も伸びてたし、つぎはしっかり出てくるんでしょうかね。オヤジギャグも炸裂するのか、今から楽しみです。
ARIAファンであることが前提です
この作品だけを見て楽しむことは、結構難しいと思います。
一方で、今まで原作(またはアニメ)を見てきた人には、懐かしいシーンやそのオマージュがたくさんあり、懐かしい気持ちになると思います。
懐かしさを煽られてからの、ラストシーンの灯里の言葉は、ARIAのお約束でした。
他の方も指摘されていますが、作画(特にアテナさん)が安定していなかったことは残念でしたが、見る側で補完するしかなさそうです。
当時のARIAファンにしか得られない感情があった
事前準備が必要かという話がたびたび出ますが、事前準備があるとないとで流す涙の理由が変わります
が、今からARIAに触れる人はその事前準備を完遂するのは難しいと残念にも思います
事前準備として必要な作品外の出来事をお話します(ネタバレレビューですが)
今回の主役、アテナ役の声優は亡くなられました
前作ARIA the AVVENIREでは当時の声優の生前の録音音声を用いて喋らせ、映画クレジットにも故人の名前を載せるという、敬意を感じられるキャラクターの扱いにファンから賞賛の声が上がりました
今作ではアテナ役の声優を変更して新規収録しています
仕方ないこととはいえ、前作の事を思うと少し寂しく思いました
アテナにはもう一人声優がいます
歌が上手い設定なので、歌パートを担当していた歌手の方です
彼女も、亡くなられました
アニメ完結後、すぐの出来事だったのを記憶しています
今回演技の声優は変わりましたが、歌唱は変わらなかったのです
もちろん生前の音声を使用しています
それであの展開で、故人とのデュエットが歌われたのです
懐かしい歌を、懐かしい歌声で、懐かしいキャラクターの絡みの上で、生き生きと歌っていました
当時からのファンでこれらを知っていた私は、
ああ、この映画は我々視聴者に向ける以前に河井さんへ向けた鎮魂歌だったんだと気付きました
演技の川上とも子さんへの追悼は前作で済ませていて、今作は代役を立ててでも河井英里さんへの追悼を行ったのだと
アテナを大切に思うが故の新規収録だったのだと
気付いてからは涙が止まりませんでした
ああ、鎮魂歌といってもお葬式のようなムードじゃありません
とても煌びやかな鎮魂歌で、当時遺作を聞いて流した悲しい涙とは違って、すごく温かな涙が流れました
十数年来の鎮魂歌です
今話したような事前知識を今から入れたところで、鎮魂歌のようには聞こえないだろうし、聞こえても同じ理由の涙は流れないと思います
そこには十数年越しの実現という月日と懐かしさがあったから、涙が温かかったのですから
ですので、私はこの映画をARIAを見るきっかけとして初めての方にオススメしたくはありません
しかしARIAを放送当時から追っていて、川上さん河井さんの死も悲しんだ方で
だけども歳を重ねてアニメなんか見てる暇がなくなったという方には、今作だけは無理を通してでも必ず見てほしいと伝えたい
温かくって優しい涙を流しながら聞く鎮魂歌
堪える必要がなく、嗚咽もないのに止めどなく流れる涙
こんな経験、当時からARIAを知っている人がこの映画を見るっていう難しい条件下でしか得られません
もし当てはまる人でまだ見ていないのにここを覗いてしまった人
ぜーったいに見てください
あと知らなかった方々は
それほどか〜?と思えるほどおっさん達が泣き散らかしてるのにはこんな背景があるんだと
知ってくれると嬉しいです
河井さん、どうぞ安らかに
あなたの歌声はいつもARIAファンの心に、アテナさんそしてアリスちゃんと共にあり続けることでしょう
時を経ても変わらぬ美しい世界
TVシリーズ3期(The ORIGINATION)から既に10年以上経ったが作品中では少しだけしか時が経過していないので、ARIAの世界観やシナリオの調子を知っている者であれば当時のノリで楽しめると思う。灯里、藍華、アリスにそれぞれ後輩ができており話が広がりそうだが、残念ながら後輩ちゃん達が話のメインにまでは進んでいない。
ロングヘアのアテナさんも美しい。
61分の映画だが体感でもう少し長かったように思えたのは、それだけネオ・ヴェネツィアの情景とBGMとウンディーネ達の姿に浸りきっていたということだろうか。今回はオレンジぷらねっとを中心とした話だったが、次は姫屋を中心とした作品が夏頃に予定されているようで。(ということは次の次にはARIAカンパニーメインまで期待していいのかな?)
定番モノとジャンプ王道モノ以外は異世界転生や無双チートが席巻する昨今、ARIAのようなピュアなファンタジーは希少であり、こうして新しいエピソードを提供していただけるのは非常に嬉しいことです。
ゆったりとした時間の中で紡がれる優しい物語
前情報なしに突然観るのには不向きな映画です。
2005年ごろからアニメが放送されていた作品で、OVAもあり映画も2015年ごろ一作目がやっているものです。ですので可能であればそちらを全て見終わってから今作を鑑賞されることを強くお勧め致します。
私はARIAの世界観、登場人物もみんな大好きなのですが、オレンジぷらねっとの二人が特に好きなので最高の映画でした。
アテナさんとアリスちゃんの不器用な二人が絆を深めていくエピソードが散りばめられ、その一つ一つが胸に染みますね。
昇格試験のときアテナさんこういう気持ちだったのね....と思えたり。アニメで見たときと同じシーンでも新しい発見がありました。
あとは原作にあってアニメではカットされてたと思われるエピソード(シャボンの国の下りはアニメではなかったと記憶しています)も追加されていて胸が熱くなりましたね。
そして終盤での歌唱シーン。アテナさんが歌う隣にいるアリスちゃん。これは二人で歌うやつなのでは?二人で歌ったら私絶対泣いてしま........歌ったー!!!!はい、だめもうダムが崩壊しました。ハンカチを持っててよかったと心から思いました。
コッコロいいですよね。あの、アリスちゃんがアテナさんを追いかける形で歌う(輪唱?)のが最高すぎましたね。涙がダバダバ出てきてアカンと思いました。
アテナさんは声優さんが川上とも子さんから佐藤利奈さんに代わりましたが、寂しさもありつつサトリナさんなら何も心配いらんわと思っていたのですが、その期待以上でしたね。違和感ないどころの話ではなかったです。もう第一声から、スッと「アテナさんだ...」と思えました。所々川上さんの面影を感じてしまい感慨深すぎましたね。
いやぁ、約1時間。映画にしては短い方の部類になるのだとは思いますが、まったく駆け足感がなかったです。ゆったりと話は進んでいき、いつの間にかにあたたかな気持ちになれている。ARIAらしさがよく出ていたな。よかったなと思いました。
特典のコースターの良さについても言いたいことがあるのですが、映画の内容と直接関係がないので割愛します。
最初に、ARIAという作品を予習してからみるべきとは書きました。しかし、仮に予習なしに観てしまった方の中に、この作品素敵だなと少しでも感じた方がいらっしゃいましたら今までのシリーズを是非ご覧ください。
慌ただしく時間が過ぎていく現代だからこそ、こういった作品の素晴らしさがよくわかるのだと思います。
急いで通り過ぎているいつもの道を、ふと立ち止まり、ゆっくり歩いて目を凝らすことで見える素敵な景色があることを教えてくれる。そんな作品です。
長々と乱文を失礼致しました。
何にもしてないアリス灯里。足止めしてしまった支店長の藍華
PVなどでアリスちゃんアテナさんメインの筈なんだけど、どちらかと言えばアーニャ視点なシナリオで冒頭からアーニャから始まり先輩であるアリスが困ってるからアイとあずさと一緒に解決しようとするものの藍華に3人とも店の手伝いに捕まり何か晃さんがアーニャたちが行動してたのを見かけて問題を察して解決した感が強く、最後はアテナさんとアリスちゃんが歌って何時の間にかグランマを拾ってゴンドラをこいで終わった。灯里は暁とあまんちゅの双子先輩を相手しただけでアリスちゃん過去話にてこぴかりを相手をしただけでアテナさんと合流するまで憂鬱な状態で更に同じプリマになってる杏アトラとは天才と言って遠慮してるしそれも何か知らん新キャラに陰口を言われてたせいで溝が出来たた状態で余計に晃さんが動かなかったら解決してないっぽい状態でなんだかなぁな状態
癒されました。とても…
相変わらずヒーリング効果が良いアニメ。
アテナさんに、声が入りましたが私はあまり違和感を覚えませんでした。
ファン向けの内容となっているので、TV版の、ストーリーを知らない方には予習が必要ですが、TV版のストーリーを掘り下げるいい内容でした。
「ARIAカンパニー」 「オレンジぷらねっと」ときて、残すは。。。
次回作もとても楽しみです。
久しぶりに癒されました。
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