劇場公開日 2021年3月5日

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「原作を完全に知らなくても楽しめる、かな。」ARIA The CREPUSCOLO yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0原作を完全に知らなくても楽しめる、かな。

2021年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年47本目(合計113本目)。
原作があるのは知っていましたが、アマゾンプライムやネットフリックスで見られる量には限界があるので(全部見ることを前提にするととても終わらない)、とりあえず高評価とされるものや、原作の最初と思われるもの(全体の基礎になるもの)を5時間ほど見ました。

確かに原作を知っていることが前提となる部分はありますが、もとの映画が70分程度と短く、元の知識がないと理解不可能という部分はないので、「あればいいけど、ないとまったくわけがわからない」という状況は起きにくいです(映画の放映時間の関係で、「ヴァイオレット~」ほどではないですが、簡単な世界観説明程度はあります)。

逆にこの映画からアマゾンプライム等で興味を持たれる方もいらっしゃると思いますし、原作や原作から派生したアニメ・コミック等は結構あると思うので、その点でも良いかなと思いました(このご時世なので巣ごもりになりやすいし、ネット上で完結するならそのほうが良い)。

採点にあたって考慮したのは下記の0.1のみですが、映画の問題というより「映画館全体の説明不足」という点なので、4.9を5.0に切り上げています。

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(減点0.1) この映画、大阪市ではどの映画館も「特別放映」の扱いです。一般に特別放映といえば、出演者のネット中継等のプレミアムがついているなどする場合で、その場合は割高になったり、いかなる割引(○回見るとタダとか、身体障碍者手帳の割引など)も聞かないのですが、この映画は「一般放送」の分も「特別放映」になっていて(ただし、映画としては一般放送扱いなので、誰もネット中継では出てこない)、どの割引も効かない状態になっています。

同様に、割引が効かないケースとしては「プリンセス・プリンシパル(第1章)」があり、こちらは「そもそも60分程度で1900円の設定にしにくかったので、1400円オールにする代わりにすべての割引なし」というようで、その点は説明が必ずあります。
ただ、こちらの映画はその点に説明がなく、一般放送も「特別放送」のタグがついていて、何がどう「特別放送」なのかわからず(最大限考慮すると、コロナ事情によるコストの回収という大人の事情?)、逆に「出演者などがネット中継である特別放送」もある以上、一般放送とは分けてほしいです(全部「特別放送」のタグがついているので、何がどう特別なのかまったくわからない)。
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yukispica