「彼女のロングバケーション」私をくいとめて 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
彼女のロングバケーション
頭の中に「A」が存在し、おひとりさまを満喫する31歳女性:みつ子(のん)が歳下男性と不器用な恋をする話。
序盤から別映画松岡茉優主演「勝手にふるえてろ」(以下前者)に雰囲気似ているな〜と思ったら作家さんが同じでしたか。監督も同じで期待せずにはいられないな✨鑑賞。
ちょっと変わった女性で恋に不器用で。特殊な自分の独特世界。
公私ともども「A」が支えて、そこにノリツッコミするみつ子は滑稽。
不器用にも恋愛するみつ子の成長。
おひとりさまロングバケーションの行方は?
「勝手にふるえてろ」=アクティブさと抽象。
「私をくいとめて」=ネガティブさと支え。
タイプは違いますが、未婚OLの恋と心情を楽しむ映画として連続で観ればかなり楽しめると思います。
〜大瀧詠一の「君は天然色」使い方も非常に良かった。
(合ってはいるが、使う事で年齢層が上がってしまうのはマイナスかな)
久しぶりにCDアルバム「ロングバケーション」が聴きたくなってくる(初めてCDで発売になった作品。300万枚突破の名作である)〜
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