「温泉でのシーンと飛行機のシーン凄かった」私をくいとめて abbeyさんの映画レビュー(感想・評価)
温泉でのシーンと飛行機のシーン凄かった
温泉でのシーンで、絡まれてる女芸人さんをみて苦しくなる感情は共感羞恥で死ぬ思いになるのと、何もできない自分に憤り、過去のトラウマを思い出すその感じ主人公の長台詞がまったく違和感なく表情も、泣きそうな目も訴えかけてくるものがあった。
飛行機のシーンも主人公の顔のアップと苦しそうな呼吸、Aの必死な声だけだけど凄かった。めっちゃ苦しくなった。
飛行機シーンで耳塞いでくれたの中村倫也さんの手じゃないでしょうか?
大切で好きすぎて、手も出せないような人だったら、
同じ空間にいるだけで意識して、息苦しくて、でも幸せで、すぐに気を遣ってごめんって謝っちゃうところとか、着飾って、かっこつけて、カッコ悪いとこ見せたくないと思う所がすごく伝わった。
悲観的になりすぎるシーンで、「皆んな悲しいんだ」木なのに死んじゃった犬だと思ってる。皆んな悲しい、辛い、寂しい、負の感情が溢れる
どうせ自分なんてループ
結婚してないと思ってたできる上司が実は結婚してた。
人に寛容になれるときは、つくづく自分の心に余裕がある時だなと感ぜられた。
親友がいきなり結婚して外国に行って、イタリアのあの食卓のシーンは言葉も分からず、でも盛り上がってるから取り敢えず愛想笑いしとこってなるやつで、
英語とかだとかろうじてジョークとかわかってたまに本当にたまに心から笑えるけど、
イタリア語ともなると、一言も理解できずにグラッチェばかり言って、心労がすごい。
親友はガラッと変わってしまったかと思ったら、外見ではペラペラ喋れて家族と楽しそうに過ごしてても、やはりそれなりの覚悟と、人には人の地獄というか苦しみがあったんだろうなと
お互いに顔を描くシーンで、主人公の方は顔を描かないという所も、微妙な距離感になってしまった感を演出していた。
イタリアにいるとき、多田くんからのメールで、好きな人とのLINEはなんでもない一言を深読みして、彼女と炊飯器使ったの?とか帰国したことを知らせる必要ない?とか自分の頭の中で会議が始まるんだけど、
帰国したことを伝えた瞬間、ご飯の誘いが来て、ご飯行って、東京タワー登って、告られて、付き合って
何か1つ行動を変えるだけで、こんなにも事態はうまく進んでいくんだなと、、
ヤブ医者にわいせつな行為をされても、それはただくんとは全く関係のない人だし、過去に何かがうまくいかなかったとしても、それはその時、場所、人、自分の感情、いろんな環境要因が合わさった上でそのときは不可だっただけで、
可になるまで、乗り越えるんじゃなくて、やり過ごす。
私も会社に入ったらナルシストが好きな面白い趣味の先輩欲しいな〜
逃げたくなって
ぽっちゃりの丁度いいAが
海にしてくれるシーンがすごく良かった。
下の会の迷惑な住人を不動産屋に言っても出ていかなかった、その理由は鍵を見つけるためで、そこの伏線回収もお見事でした。