「足立区のコロッケは安い。安過ぎる。」私をくいとめて bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
足立区のコロッケは安い。安過ぎる。
あんだけ買って¥390-? んな訳あるかいや!
と。突っ込み入れたのは私です。
「能年玲奈」の「カラスの親指」が2012年。8年前ですが、相変わらず天使です。と言うか、偉く立派な女優さんになったもんだよ。ってのが、先ずはある。橋本愛との共演も懐かしいけど。
エンドロール見て「中村倫也は何処に居た?」
Aの声役だったんですね。ホント、色んな事やるよね、彼。好感持てます。
お一人様女子の日常と非日常。内心の声を「A」と名付け、意思決定にも自己逃避にも登場させて自己防衛する女の子が、恋愛に踏み出すまでの物語り。
あっちゃこっちゃに飛び回るエピソードに振り回されて取り散らかした感はあるけれど、終始一貫、のんの演技と天然の天使感のおかげで、物語りから振り落とされずに済んだ気がします。
日帰り温泉でステージに向かいながら表情を一変させる場面や、閉鎖されたプール横での独白とかは、もう最高の演技で拍手もんです。色々あったけど、この子はやっぱり凄いわ。
綿谷りささんの原作で、脚本・監督が大九明子さんなんで、野郎には合わないかも知れないと懸念してましたが、全然大丈夫。面白かったです。
良かった。結構。
尚、あの海の場面で、スイスアーミーマン…と呟いてしまったのは私です。
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