「男はみんな能天気」アジアの天使 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
男はみんな能天気
やさぐれ日本人兄弟+息子と、拗れた韓国人3兄妹のロードムービー。
仕事があると兄貴に呼ばれて家を引き払い息子と2人渡韓した小説家の弟とインチキ臭い兄貴、及び、誰も足を止めないドサ回り歌手をする元アイドルとその兄貴と妹という2組が、旅の途中で出会い行動を共にしていく。
冒頭の兄貴を訪ねて訪れた雑居ビルでの件から、何で名前言わない?受ける側も日本語で察しない?と違和感バリバリ、兄貴との最初のやり取りも性格知っているだろ?と。
まあ、そういうわざとらしさを孕んだ脚本なんだと早々に気付けたから良かったのかも知れないけれど…。
一応コミカルなネタなんかもちょいちょいあるけれど、わざとらしくて笑いには繫がらないし、何だか良くわからないダラダラとしたシーンが多くテンポも悪い。
下心や警戒心が同情になり共感になり、交流していくストーリーは、ありがちながら悪くはなかったけれど、これと言って響くところはなかったかな…特に日本人兄弟サイドは。
そしてまさかのファンタジーが…!?
なんだかボヤけた感じだった。
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NOBUさんのコメント
2021年7月4日
今晩は
私は、この映画サイトで評点は違えど、”観ましたよ!”と言う意味で共感ボタンを押す方が、三名いらっしゃいます。(最近、お一人増えて四名になりました。)”それじゃあ、あの人と同じじゃない!”と言われそうですが、そうではありません。
お酒の神様に対しては、年間500本以上!の映画を”映画館で観る!!”というブレない姿勢に、敬意を表してであります。