「国が一つに、そして世界が一つに」THE CAVE サッカー少年救出までの18日間 KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
国が一つに、そして世界が一つに
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まだ記憶も新しいタイのサッカー少年達の救出劇。あれからそんな年月が経ったのかなと調べるとまだ2年前の話。そんな短い期間で映画化される事に驚きながらも期待して鑑賞した。
率直な感想としては期待し過ぎていたのか映画作品としてはまぁ普通かなといった印象である。
というのもこの作品においては、救出側の視点がメインとして描かれている為、洞窟の中で約2週間の間サッカー少年達とコーチがどういう状況で乗り越えたのかと言った被害者側の視点が殆ど描かれていない。
その為救出の方法、見守る側をほぼほぼ100分近く描かれているため、ドラマ性はあまりなくドキュメンタリーに近い作品である。
それはそれで面白いのだが自分が期待していたのと違ったという点では少し物足りなさは感じてしまった。
また、自分が少し疲れていた事もあってか暗闇シーンが続いたりカメラがよく動く事もあって見ていて少し疲れた。
ただ国が一つとなり、そして世界が一つになっていく様は当時ニュースを見ていても実感したが、この作品で改めて感じる事ができる。世界が一つになる姿はやはり美しい物だ。
犠牲者は出てしまったが、少年たちが全員無事生還できた事は奇跡的でありとても喜ばしく思う。
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