「【痛快!勧善懲悪、忍者女子ストーリー】」シュシュシュの娘(こ) ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【痛快!勧善懲悪、忍者女子ストーリー】
最近の名古屋入管のウィシュマさんの衰弱死事件や、その後の入管の対応を見るにつけ、この作品のために用意された荒唐無稽のはずの「移民排除条例」も笑えなくなるけれども、ストーリーは、ネトウヨが発狂しそうな、公文書改竄とか、担当者の自死、桜の会なんかのトピックが散りばめられた、勧善懲悪、忍者女子成長物語だ。
舞台挨拶で回し蹴りの実演をリクエストされた時の、福田沙紀さんの準備運動にグッときた。
入江さんと井浦新さんのTwitterでのやり取りがきっかけで、全国のミニシアターを応援しようと、でも、低コストで撮られた作品とのこと。
確かに、チープ感満載だけど、映画愛に溢れています。
たまにSNSを見ていると、”自分は右でも左でもない中立な立場だけど…”と言ってる奴が、往々にして、人種主義的な主張をしていて、そんな隠れネトウヨ忍者男を粉砕するところが一番痛快だった。
僕的には、「パンケーキ」は実はイマイチだったけど、これは、笑えて楽しい。
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