「USJアトラクションの盛り盛り版でしあわせ」ようこそ映画音響の世界へ donmai_honamataさんの映画レビュー(感想・評価)
USJアトラクションの盛り盛り版でしあわせ
けっこう昔にUSJに行ったときに、入り口近くにあったアトラクションがとっても印象的で、
確かユニバーサルの名作のシーンがいくつか流れた後、スピルバーグが出てきて「映画の世界へようこそ」って言ってくれる内容だったと思う。
そのあとスクリーンが開いて、実際の映画のセットを体験できる、映画ファンとしてはたまらない内容だった。
まだあるのか分かんないけど。
で、
今作はその盛り盛り版。
ユニバーサルだけ、だなんてみみっちいことを言わず、ハリウッドが生み出してきた大作たちの、音響製作の裏側を覗かせてくれる、ワクワクが止まらないひと時。
エンドロールを見ながら思っていたのは、良くもこう、次から次へとうまい具合に天才たちがそこに現れ、作品を生み出していったものだな、ということ。
ちらっと黒澤映画も出てくるが、日本のそれが職人技で生み出されたのに対してハリウッドは、どことなくうっかり天才のひらめきや狂気が世の中に漏れ出してしまった感がある。
やっぱりアメリカのショービズほど、アメリカンドリームが似合う世界は無いなぁ。
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