「【"映画は映像と音響で出来ている" 映画音響技士達への目に見えない努力、拘りを数々の名画における音響の位置付けを明らかにする事で、描き出した作品。彼らへの尊崇の念に満ちた作品でもある。】」ようこそ映画音響の世界へ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"映画は映像と音響で出来ている" 映画音響技士達への目に見えない努力、拘りを数々の名画における音響の位置付けを明らかにする事で、描き出した作品。彼らへの尊崇の念に満ちた作品でもある。】
クリックして本文を読む
-映画は総合芸術であると思っているが、音響に拘る人々が、如何に作品の完成度合いに深く関わっていたのかを知る事が出来た。-
■数々の名画で音響が数々の名画で果たした重要な役割
・「プライベート・ライアン」の冒頭のノルマンディー上陸シーンの"無音"の使い方
・「スター・ウォーズ」のR2D2、チューバッカの声の創造過程
・「スター・誕生」での、バーバラ・ストライサンドの拘りに応える音響スタッフの姿・・
・「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」「アルゴ」・・・如何に多くの名画で音響が、効果的に使われて来たのか。
又、一時停滞した映画界を復興した影の立役者は"誰"だったのか・・・
・ジョージ・ルーカス監督、スビルバーグ監督、フランシス・フォード・コッポラ監督、アン・リー監督、クリストファー・ノーラン監督等の、現代の名監督達の音響スタッフへの賞賛の言葉も頷ける。
・音楽、効果、編集、アフレコの工程を細分化した説明も名画を使い、分かりやすく説明される。
〈映画における音響の大切さを、時代の流れ、音響技術の向上過程と共に描き出した素晴らしきドキュメンタリー作品 〉
コメントする