劇場公開日 2020年7月31日

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「【”後年、数多くの浮名を流した男の真の恋情” 女性にモテる男ほど、焦らされると恋情は募るのです・・。ステイシー・マーティンの妖艶さ全開作でもある。】」カサノバ 最期の恋 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”後年、数多くの浮名を流した男の真の恋情” 女性にモテる男ほど、焦らされると恋情は募るのです・・。ステイシー・マーティンの妖艶さ全開作でもある。】

2021年6月9日
PCから投稿

興奮

知的

幸せ

ー イタリアに実在した文筆家でモテ男、ジャコモ・カサノバ。1000人の女性と床を共にしたそうである・・。
  今作は、カサノバ(ヴァンサン・ランドン:仏蘭西の名優との事だが、初見。)が当時の壮年期に”初めて”恋に落ちた姿を描いている。恋の相手は、マリアンヌ・ド・シャルピヨン(ステイシー・マーティン)
  カサノバを演じるヴァンサン・ランドンが、壮年期の男に見えないのだが、そこは演技でカバー。
 何より、娼婦シャルピヨンを演じたステイシー・マーティンの妖艶な美しさ、腰の括れも露わにした裸体に、ドキドキしながら鑑賞してしまった作品・・。(ホント、すいません・・。)ー

■感想
 ・ストーリー展開は、相当に粗い。
 冒頭、1793年のボヘミアで、女性から恋の遍歴をインタビューされるカサノバ。顔は映されない。
 そこで彼が言った言葉。
 そして、舞台は30年前のロンドンに移る。

 ・モテ男で壮年期のカサノバはロンドンで開催された宴で、シャルピヨンと出会い、一目ぼれ・・。イヤリングを気障なシチュエーションで贈ったりして、関係を求めるのだが、
  ”ルールを守らないと・・”
 と躱されて、焦らされて焦らされて・・。

・カサノバは、シャルピヨンが、全裸で盥の水で身体を洗っている姿を見てしまったり、他の男と寝ている姿を見てしまったり・・。ショルピンを想う心は募るばかり・・。
ー 分かる、分かるぞ!カサノバ君!
  男とは、哀しくも愚かしき生き物で、相手から近づいてくる場合には、余裕で受け入れるが、焦らされると、もう・・。 ー

<ステイシー・マーティンは「グッバイ・ゴダール!」で、”こんなにお若いのに・・”と思ってしまった演技と、「アマンダと僕」で、更に深みに嵌った女優さんである。
 そんな彼女が演じるシャルピヨンの妖艶な姿に、カサノバ同様、ヤラレタ作品。
 18世紀の高貴な人々の衣装、意匠も佳き風合を醸し出しているし、知的なコルネリア夫人を演じたヴァレリノ・ゴリノも美しく・・。
 男とは、近くの”花”より、手に届きそうで届かない”華”を追い求める愚かしき生き物なのである・・。>

NOBU
2021年6月10日

どうぞよろしくお願いします🙇⤵️

美紅
2021年6月10日

ノンストップに出演していたオム、ジョンファが出ています✨

美紅
2021年6月10日

レビューが上手なので、観てくれたら、嬉しく思います。

美紅
2021年6月9日

本当なら、Nobuさんが観た映画も観たいのですが、なかなか見きれずにいます。

美紅
2021年6月9日

ミスワイフと言うタイトルです

美紅
2021年6月9日

Nobuさんに観てほしい映画があるのですが、観られたらでいいのですが、よろしくお願いします✨

美紅
bloodtrailさんのコメント
2021年6月9日

NOBUさんへ
今週、一日一本生活のBloodです。これは苦手なヤツでした。期待はコメディ要素たっぷりのフランス戯曲だったんですよねぇ....眠かったですw

bloodtrail