夏への扉 キミのいる未来へのレビュー・感想・評価
全46件中、1~20件目を表示
サクッと幸せになれる良作SF
冒頭、猫のピートとロボットA1の演技が気に入りました。最初に良いところを見つけておくと、とても良い気分で映画を楽しめるんですよね。
名作SFの映画化なので、話の内容は保証付き。冗長とも云える説明の長い小説と違って、テンポ良く流れを楽しめました。既に原作を読破していたためどんな結果になるかは知っていたのですが、幸せなハッピーエンドが待っていることも知っていたので、幸せな気分で鑑賞することが出来ました。ただ、何も知らない人が見て理解出来るかどうか、その保証は出来ませんが。
このタイプのSFはとても好きです。バック・トゥ・ザ・フューチャーのように未来を改変してしまったり、ドラゴンボールや、化物語の一部にあるようなパラレルワールドに世界が別れてしまうパターンのSFなどに比べて、既に未来や過去が確定している安定感、謎が解けていく過程、実は黒幕が俺だったというオチもまた、好きなタイプです。でも、タイムスリップの技術が降って湧いてくるのはちょっと出来すぎかなw
当初、海外SFをなんで日本が? と思ったけど、同じ日本人だからこそ、違和感なく見ることが出来たのかも知れません。これが何でもハリウッド映画にしたがる理由なのかも知れませんね。
この映画やはりハインライン原作なんだね。 『過去は未来と同様に不確...
この映画やはりハインライン原作なんだね。
『過去は未来と同様に不確かなものであり、
あらゆる可能性が繋がっている』
つまり、過去の出来事は歴史の解釈の仕方によって変わってくると言う事だと思う。返せば現在進行する出来事もきちんとしたリテラシーが必要と言っているとホーキング博士の言葉を解釈した。
それは兎も角、この話はエジソンを発明王と称する事をリバースさせている。少なくとも原作は。
SFと言うよりも資本主義に於ける発明品のあり用だと思っていた。
なぜこの話が日本で人気があるのかよくわからない。まぁ、手塚治虫先生もこの話をリスペクトしていると思うが『アトム今昔物語』と言う話がある。もっとも、アトムの方はイデオロギー満載で、反ベトナム戦争と人種差別をテーマにしている。
あっ!アンドロイド姉さんが出ている♥
リコさんが亡くなったとされる1995年の3月8日の約2週間後にあの事件が起こる。
時間のパラドックスを無視して、原作よりも矛盾なく話は進む。
核エネルギー電池じゃなかったかなぁ。
兎も角、出鱈目を出鱈目なりにパラドックスを払拭している。原作より。
過去、未来を変えた。ように見えるけど実は…
過去は変えられるというホーキング博士かな?の言葉から、私たちが生きる現実とは違う過去で物語は始まる。
いわゆるタイムトラベルものであることは知っていたので、すでに変わってしまっている過去というのはすでに面白い。過去を変え未来はどうなるのかが焦点かなと考えた。
冷凍睡眠に入る前の段階では人工知能やロボット、永久動力炉などの未来的なパーツはあるものの、SF作品というにはまだ全然で、状況説明が多いこともあり、キラキラした清原果耶だけで何とか保たせた印象。
もしかしたら軽いタイムトラベルとロマンスしかないかも?なんて考えた自分は愚かだった。流石はSF界の巨匠の一角ロバート・A・ハインライン。後半は俄然面白くなる。
山崎賢人演じる宗一郎の視点で物語を追っているので、彼が過去を変えて未来を変えたように見えるけれど、実は何も変わってないってところがこの作品の面白いところなんだよね。
30年眠り過去へ行きまた30年眠るのは宗一郎にとって同一線上にある出来事に過ぎず、明らかに存在している別の並行世界に影響を及ぼしたりしていないんだな。少しの間だけ交わるけどね。
最初の言葉である「過去は変えられる」はミスリードを誘うための仕掛けであり、一つも過去も未来も変えていないところが面白い。
一応ちょっと説明すると、私たちが観ている世界の宗一郎の他に一つの並行世界に一人の宗一郎がいる。どの並行世界の宗一郎も最初に見せられた過去を経験してタイムトラベルし、再び眠り新しい未来になる。全ての宗一郎が同じ経験をするのだから何も変わっていないことになるんだな。
宗一郎視点では過去でのことも未来の出来事ということになる。
ただ、第三者視点で理解しようとした場合、宗一郎はどこかのタイミングで並行世界を移動したことになる。タイムトラベルしたときか冷凍睡眠したときか。
そしてもう一人、宗一郎と同じように並行世界を渡ったと思われる人物がいる。藤木直人演じるピートだ。
最初の睡眠から目覚めた宗一郎が病院を抜け出すが、横断歩道で横に立つピートは、さっきまで病院にいたピートとは別のピートだと思われる。
どこかのタイミングで野良ピートになったピートは好奇心から宗一郎の隣に立つのだ。
つまり、作品内では描かれないがピートにはピートのドラマがありあのタイミングでだけ二人のピートが存在していたのではないか。
病院のピートがただついてきたと考えるよりも面白い可能性だと思う。
タイムリープ
がっつりタイムリープ映画でした!
タイムリープ系は好きですがあまり日本計画で見る機会が少なかったため、貴重でした、そして好きでした。
前半戦はずっと絶望の主人公が、ピートが現れてちょっとだけコメディっぽくなったと思ったら、ラストはもうガッツリタイムリープです。
最後が怒涛に進みます、みんな生きててみんな平和!!
そして10年経ってから30年眠るっていう諦めの悪さ、同い年くらいになって、好き同士で目覚めるなんて、ハッピーえんどえんどすぎです。
30年後なのに猫ちゃんはどして生きてるのだ?
東宝がマンネリを打破しようとした映画!!
海外原作×いつもの東宝、という不思議な感覚を味わう事ができました。序盤が取っ付きにくいですが、株主総会から入り込む事ができました。粗削りかつ予定調和満載で、再度コールドスリープに入る動機が薄く感じました。悪役もあっさりいなくなって主人公無双になり、過去に戻って万馬券を当てるぐらいのチートで、結局は配信アニメのような後味で冷めました。すぐ謎を解いてしまいますし、未来でももっと酷い目にあって欲しかったです。95年は今より活気があったのでこれで良いのか分かりませんし、もっと上手く作れる制作者がいると思いますが、東宝がマンネリを脱したいとした意欲的な作品だとは思います。
はじめはぐだぐだ途中退席も考えたけど だけど
はじめは、主人公があまりにぐだぐだ。途中退席も考えたけど だけど頑張って我慢して見ました。後半、見事に回復。「主人公が 頑張って 最後に目的を達成」しました。
さらには、最終的には、ハッピーエンド・大団円の自分的には、2021年の2トップの映画でした。
日本の映画は、ハリウッド映画見たいにお金はかけられないのでしょうけど、
この映画のように(?たぶんですが)あまりお金をかけないで、でも和風テイストの良さを生かした映画に活きるのが良いのではないかと思います。
できることであれば、(悪女,悪男の)大人のラブシーンもちょっとはあった方がよかったような気もするのですが、まぁーそこは、和風映画のアレンジと言うことで。。。
悪くはないんだけど
何か物足りないかなぁ。此処が見せ場だ!と言う山場に欠けるのと、少し分かりにくい部分が。
原作未読なので、冷凍睡眠会社兼保険会社が何気にポイントになるなんて分からないから、会社名をうろ覚えでいると、「ん?」ってなってしまう。
主人公が過去に戻る所で、ピートとの別れのシーンで本来なら、チョット感動するべき所なんだろうけど、前半の過去編で時間を使い過ぎて、未来でピートとのやり取りのシーンが少ないので、別れる所であまり感動しない。まぁ、結局ピートも付いて来ちゃうんだけどね。
原作情報をサクッと見ると、一緒に会社を経営していた相棒と悪女に裏切られる、冷凍睡眠会社兼保険会社が潰れて自分の資産が無くなる部分は原作通りの模様。裏切る二人絡みの部分を減らして、未来と過去に戻っての解決編に時間を取った方が。
また、原作の頃のアメリカの法律は知らんけど、冷凍睡眠会社兼保険会社が潰れたからと、契約者の資産まで無くなるのは現代の感覚からしておかしいかな。
ロボット・ピートの藤木さん、悪くはないんだけど、男性しかも有る程度の年齢以上になると、髭の毛穴、シワ等が気になってしまう。いっその事、髭を伸ばすか、若い女性にした方が良かったんじゃないかな。ピートが男性である必要性は無かったし。
面白かった。 原作を積読していたので、映画でストーリーを知っちゃっ...
面白かった。
原作を積読していたので、映画でストーリーを知っちゃったからもう読まないかな^^;
作中で時間の転移について「並行世界なんてない」「ループしている」と言っていたけど、結末を見るとやっぱり並行世界なんじゃないの?って感じがする。
凡人だからループ理論が理解できない。
1995年の世界のロボット技術やコールドスリープの技術が現実よりだいぶ進んでいるのに、その他の技術(テレビや携帯電話等)の技術は現実通りなのがアンバランスで奇妙に感じた。
どうしても気に入らなかったのが、ヒューマロイドやたらと人間ぽい質感なこと。
実際に実現したとして、家族や人間関係を構築する目的ではない,純粋なお手伝いロボットをあんなに中年らしい肌質にはしない気がする。
『A.I.』のジゴロ・ジョーみたいな皺や毛穴がない肌質の方がロボットっぽいし、製造しやすそう。
ストーリーのメインが分かりにくい
この映画のジャンルは、恋愛映画なんでしょうか?SFなのでしょうか?
恋愛映画と言うほど、熱い恋愛は無いですし、やはりSFなんでしょうね?
ただ、メインとなるタイムマシン的なものは、主人公が開発したものでもなく、なんとなく中心が、ぶれてる感じがしました。
役者に助けられてる感じはあります。
うまくまとめられている佳作
この映画は大きく言うと2つの優れたアイデアプロットでできている。
まず第一のアイデアは、未来へはコールドスリープで、過去へはタイムマシンで行くというもので、これによって主人公は1995年-2025年-1995年-2025年と時間移動する。
第2のアイデアは物語が複雑化することを避ける工夫である。
物語は過去(1995年)と未来(2025年)にまたがっている。この映画での1995年は現実世界の1995年とは異なりコールドスリープ技術が確立されている。企みによってコールドスリープさせられ、2025年に目覚めた主人公は、状況に導かれるようにタイムマシンで過去(1995年)に戻るが、過去で自分を直接的に助けたりはしない。自分が行く未来への種をまくだけ。未来での活動を4日間、過去に戻っている期間も10日間と最小限にとどめることでタイムリープものによく起きる因果関係の複雑さを巧みに避けている。10日間でやるべきことを終えた主人公はコールドスリープで2025年に再び行きつく。1995年時点では宗一郎は二人いて、どちらもコールドスリープするというのがミソ。
1995年での協力者・佐藤に対する描写は不足していると思う。未来からもたらした情報、たとえば奥さんの病気が治せるようになるとか、ピートによる説明部分とか、もう少し丁寧であってほしい。単に善人だからという理由で宗一郎を助けてくれるのはちょっと納得感に欠けると思う。
1956年に書かれたという原作ではどうなっているのか、読んでみたいと思った。
藤木くん(PETE-13)がステキ!
藤木くんが会社の受付嬢ロボット(同じアラジン社製)をナンパすると誤作動を誘発してしまい、社長面会を通してしまった💓😍💓藤木直人扮するヒューマノイドPETE-13は自分の意思で行動する自由を得て、実に頼もしく、しかもチャーミング。あんなに進んだ未来でも図書館でガラスの仮面が読めるのが、超ウケる😁
家にも一台欲しい藤木くん。2025年が待ち遠しい。
さて、いちばん何だ?と思ったのは、3人だけの自宅での臨時株主総会。決定事項がえげつない。本当に法的に有効なんですか?会社への出入り禁止と自宅の大切な研究資料(とくにプラズマ蓄電池)の強奪とか。
その前にも、婚約者の白石鈴(夏菜)に株式を譲渡してしまうお人好し。世間知らずの研究者だから仕方ない?白石鈴の30年後は特殊メイク?全く別の女優さん?夏菜の色仕掛けシーンをちゃんと見せて欲しかったけど、山崎賢人の好感度が下がるからNGなんだでしょうね。インシュリン打って、急激に低血糖になったら、たとえ助かっても、アタマ、バカになっちゃうから研究者としては致命的じゃないかとも。
1995年のロボットベンチャー企業の600株は30年たったら、1000倍ぐらい? それは是非とも欲しいです。
しかし、600株でM&Aできる?
わけないよね~
「子供の科学」は大昔に一冊だけ買った記憶があります。夏休みの宿題に困ったもので。そんなところや浜野くん扮するFXG社の社長の実家が定食屋で大学教授のトモロヲさんが煮込みに熱燗で寝てしまっているなどのオジサン受けを狙ったところなど原作にはないだろうシーンがよかったです。だけど、山崎賢人に携帯ウイスキーボトルは似合わないよなぁ。
清原果耶のふくらはぎ。萌え萌えでした😅いつまで、セーラー服着ててくれるんでしょう? まだまだいけますね。
オジサンは血の繋がらない年頃の兄妹が大きな家にふたりだけになるだけでつい「くりいむれもん」を思い出して、ドキドキしてしまいます。
ゴールドスリープして、歳も取らず、若いまま。璃子ちゃんも一緒。羨まし過ぎますなぁ。
🎵フレッシュ、フレッシュ、フレッシュ コールドスリープの蓋を開けて、フレッシュ、フレッシュ、フレッシュ 夏の扉を開けて~裸のふたり包んで欲しい~
2021年現在、アラジン社製のトースターが精一杯なんで、2025年にヒューマノイド買えるわけないんですが、詳しい方に質問がございます。ゴールドスリープの間の年金支給はどうなるのでしょうか?起きたら、まとめて貰えるのでしょうか?
最初のループは?(ネタバレあり)
コールドスリープから目覚めた主人公は、寝ている間に起きた事象から「黒幕」の存在を想定し、自身がタイムトラベルすることの確信に至ります。
しかし、最初のループはどうやって起きたんでしょうね。
コールドスリープ前に帝都大の教授へ研究資金を渡してなく、未来でタイムマシンは完成しておらず、過去へのタイムトラベルはできないはずですが・・・。
ツッコミどころは多々ありますが、清原果耶をスクリーンで観られて良かったです(笑)
観て良かった!!!
好きな俳優さんが出ているので,前情報なく
鑑賞しましたが、想像以上に面白かったです。
あきらめが悪い2人のラブストーリーでしたが、途中サスペンスなどもあって、どんな結末になるか全く想像出来ず、話に引き込まれました。
最後、まさか璃子ちゃんもコールドスリープすると思っていなかったので、二人がこれから歩んでいく人生を想像すると、すごく幸せな気持ちになりました😢✨
諦めなければ、幸せな未来は必然的に来るのかなと、希望を感じられる作品です🌸
瑞々しい
ドSFラブロマンスだった。
俺の頭では追いつかない事もあるのだが、ハッピーエンドなので良しとする。
オーソドックスな展開であるので、原作は随分と昔のものなのかもしれない。とはいえ、物語としてつまらないかと言うとそうでもない。
むしろ、大好物だ。
主軸の恋愛譚に、藤木氏演じるヒューマノイドが小気味良いアクセントになってて、緩衝材として非常に優秀なギミックだった。
受付嬢しかり、本作でヒューマノイドを演じた方々はどなたも素晴らしかった。
色々と思い返すに、時間転移装置だけではタイムスリップは完成せず、コールドスリープシステムがあって成立するのかと思う。
タイムリープ理論もよくは分からないのだけれど、世界は1つではなく個人と同じ数だけ存在するならば、パラレルワールドの概念からも外れるような気がしてる。
その人の世界だけが繰り返される。
…まぁ、よくはわからないのだけれども。
1つだけ引っかかってるのが、なぜ30年後の世界のこの場所に戻ってこなければならないというような言い回しになってしまったのかだった。
アレのおかげで結構混乱してる。
過去に戻ってそのまま生きるという選択肢がなぜ不可なのか?干渉する人間や事柄を極力抑えないと、想定した未来に辿り着かないからなのだろうか?
だからこそコールドスリープが必須という仮説に行き当たったのだが、いまいち座り心地は悪い。
以上の点から、この手の話は1人ではなく複数人で行った方が良いかと思われる。
1人だと消化不良のままだからだ。
でも、まぁ、ハッピーエンドだったし、清原さんは10年の歳月を経て魅力的にもなってたし、良しとするか。数十年の時を経ても、2人なら気持ちは照れくさい程瑞々しくて…三木監督ってロマンチストなんだろうなぁと推察する。
楽しかったです。
とてもよかった
過去の日本社会を改ざんしているところが丁寧ですごく面白い。ただ、主人公は二人になっているのではないかとよくわからない。藤木直人が面白いのだけど、財布を車から投げ捨てるのはどうかと思う。
ドキドキするような展開はない
解凍後は、ほぼ予定通りに事が進むのでドキドキはしなかった。
恋愛、アクション もう少しどちらかに振り切ればよかったなと思います。
清原果耶さんは、きれいでかわいかったです。
僕とキミの未来
1956年にロバート・A・ハインラインによって書かれた「夏への扉」はタイムトラベル小説としてあまりにも有名。
あの「時をかける少女」を筒井康隆先生が学研の「中学三年コース」に連載を始めたのが1965年だから影響は受けてるかもしれませんね。
山崎賢人さん主演にして日本で映画化ということで正直あまり期待していなかったのです。
が、ごめんなさい。
最後は泣きました。最高でした。
映画化ありがとうございました。有名な原作に負けないくらいにステキな映画が完成していて感動しました。
人生のすべてを奪われた科学者が時を超えて未来を取り戻す姿と1995年東京から始まる30年の時をかける壮大な物語にワクワクしました。
ロボット開発に従事する科学者・高倉宗一郎(山﨑賢人さん)は愛猫ピートと松下の娘・璃子と穏やかに暮らしながら研究に没頭。
亡き父の親友だった科学者・松下の遺志を継いでプラズマ蓄電池の完成を目前にしていた1995年…信頼していた共同経営者と婚約者に裏切られる。悪役の夏菜さんがなかなか良かったです。
会社も開発中のロボットや蓄電池もすべて奪われてしまい、冷凍保存されてしまう。
人体を冷凍保存する装置・コールドスリープ。
近未来では保険会社は冷凍保存に乗り出すという発想が面白い。
2025年の東京で目を覚ました宗一郎は璃子を救うために動き出します。
誰も知らない未来で藤木直人さん演じるロボットのピートがバディとして活躍。藤木さんロボットでもカッコいい!
挿入歌のミスチルが良かったし当時のウォークマン?が懐かしかった。
劇場を出た後もLiSAさんの主題歌が街に流れているのを聴くたびにまたあの世界に引き戻される。
2人のピートと宗一郎と璃子が共に生きる未来へと思いを馳せる。
ストーリーの続きを書いてみようか?とさえ思います。
良いストーリーは人それぞれのイマジネーションを掻き立てますね。
猫のピートが探す夏への扉。
諦めなければ失敗じゃない、未来はきっと明るいと教えてくれた映画。
違和感だらけの近未来的ものがたり
なんだろう。
最初から違和感を感じました。
オープニングで幼少期からの経緯が語られるんだけど、そこで「3億円事件の犯人が捕まった❓」ってニュースが流れます。これが物語の中で必要な要素なのかと思ったんだけど、その点について何も語られません。
他にもいくつか気になる点が多々ありますが、同様でした。
制作上どうしてそうしたのか⁉️全く分からなかった。
物語を作る上で現実社会と違う(物語の)ウソを付く必要はあると思うんだけど、そのウソは必要最小限にしないとなんでもありってことになり、観る側として感情移入も共感も得ません。
コンセプトは原作者の物語だろうけど、どうしてこの様なかたちに作り上げたのか分かりませんでした。
製作側それぞれの妥協により構築された物語のように思えました。
全46件中、1~20件目を表示