夏への扉 キミのいる未来へのレビュー・感想・評価
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清原果耶の演技力に脱帽
山﨑賢人が時空を越えて過去をなんとかする話、というくらいの知識で観賞。
序盤の清原果耶が表情だけで主役の山﨑賢人にどういう感情を抱いているのか全部分からせてくれるのが「まともじゃないのは君も一緒」の時も思いましたが本当にすごいと思いました。
後半は前知識0で行った特権で、思ってもいない展開になり、面白かったです。ただ、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、あの技術ってそんな簡単に使っちゃっていいの?とは思いました。
ハインライン原作を「すごく若い人向け」にしてみたら。
通常のSF作品のテンションで眺めると、あらゆるものが「子供っぽい」と感じてしまいまして。特に、台詞回しは致命的にガキドラマ感が滲みますし、撮影のやっつけ感も中々のもんでした。
ホロリと来る場面もありますが、とにかく初心者向けに毒抜きされた脚本で、先が読め過ぎ・オチ丸分かり、ってのは辛いです。
客層を選ぶ映画だった。
猫の女神 ビュバスティスに幸あれ!
イオンシネマワンデーフリーパスポートにて、本日のコースは
前菜・・・ウサギ農園のサラダ
スープ・・美魔女のエキス
魚料理・・時を駆ける俎上のコイ
肉料理・・伝説の筋肉(猫舌仕様)
デザート・大和魂のフラッペ
肉料理に期待していたが、予想に反して本日1番美味しかったのは魚料理だった♪
物語は、現代史のおさらいから始まる。本作の主人公 高倉宗一郎が生まれた1968年の時事問題、3億円事件犯人逮捕から。
そう!ここで気付く人は気付く。
この映画は我々の暮らす世界の話ではなく、また、R.A.ハインラインの名作「夏への扉」の世界でもない、
「多元宇宙(パラレルワールド)」の物語なのだと・・・!(逮捕されていない迷宮入り事件だからね、実際は)
もう、こういう仕掛け、最高に好物だ!「逮捕」という、コンマ3秒にも満たない尺の台詞ひとつで、これだけの情報を観客に伝えてしまうのだから。
こんな先制を貰ってしまっては、原作ファンとしても、この後どれだけ改変されていようが「なんでも、どーんとこーい!」って気持ちになるというものだ。
SFファンにとって「仮想(バーチャル)」と「多元宇宙」はまったく別物。「仮想」が「空想、想像、夢想」の「実在しないもの」であるのに対し、「多元宇宙」は「我々と同じ時空間ではない」というだけで、確実に存在する現実」なのだ。
だから、どーんな「なんでもあり」でもリアリズムを失わないまま好意的に許容出来る。
「原作付き作品」にとっては最高の仕掛けだ。
なるほど、パラレルの世界観がマッチする時空間モノSFは原作改変しやすい題材なのだな、とコロンブスの卵であった。
((注)パラレルだからと言って「荒唐無稽なんでもOKというわけではありません。
パラレルワールド・平行世界・多元宇宙とは「お隣の世界」は私達の時空間とほとんど変わらないのです。着ている服の色の濃淡が少し違う程度です。
しかし、そのお隣、またそのお隣、またまたそのお隣・・・と距離が離れていくうちに、凄まじく遠くなるとかなり違う世界になる。
地球の地理で言えば、アジア民族は国境違ってもモンゴロイドで似てるけど、土地を遠くへ行けば行くほど、人種的違いは大きく離れていく、みたいな感じです。
だから、世界観がパラレルワールドならば、空想よりもリアリズムが強いのです。)
その後「おさらい」ではなく「この世界での昭和&平成史」を学んでから本編がスタートする。
336頁の長編小説を破綻させず2時間に収めた仕掛けは原作には無い2名の登場人物。
1人目は、浜野謙太演じる坪井強太。
彼を設定した事で、主人公が未来にて自由に動けるようになる為のエピソード全てをスムーズに省いてしまう事に成功している。130頁分くらい?
地味な役どころだけれど、脚本に与えたkoka(効果)は凄まじい!
手にしたkoka(←この略称でわかる人はお友達w)も嬉しい。息子の小学生時代には買い与えていた。
2人目は、護民官ピート(藤木直人)。
原作では、冒頭の現代で宗ちゃんが作っていた「万能(フレキシブル)フランク」の改良型である「勤勉ビーバー17A型」というヒューマノイドに過ぎないのだが、そこに「プログラム外の反応を生じる欠陥品」として感情や自由意志を持たせてキャラ立てしている。(火の鳥・復活編のロビタやチヒロを思い出させますね♪)
ピートのおかげで、宗ちゃんは未来の常識をいち早く獲得出来る。
またミッション敢行時には、ピンチや障害の数々を乗り越える頼もしい相棒だ。
(藤木さん、一度もまばたきしなかったと思う。北島マヤか!役者魂、お見事。「面倒くせぇ」とか呟くのも笑ったw)
小さな原作改変箇所は、これまた2箇所。
「ヒロイン」の年齢設定。
原作は11歳だから、そのまんまではロリータものにw(ってのは冗談。原作の現代パートでは「家族愛&強固な信頼」のみですから。ダン(原作主人公)は断じてロリコンではありませんw)
甘酸っぱい青春ロマンス映画に仕立てるには、清原果耶ちゃんくらいのお年頃でないとね。
「プラズマ蓄電池」
黒幕の正体を推理する為の重要アイテムだが、原作では「製図機ダン」というキーボード&音声入力可能な3DCADのようなもの。プラズマ蓄電池に変更した事により、ピートに埋め込む事も可能となり、佐藤(原田泰造)の説得もスムーズに。(宗ちゃんはトニー・スタークか!)
これがなかったら、佐藤を納得させる為に、これまた長〜いストーリーが必要になって間延びするものね。さすがに製図機は未来から持って来られないし1995年に3DCAD見せても衝撃与える程じゃないしね。1957年の発想だから凄かったわけでw
改変して正解だと思います。
展開もキビキビしていて心地よい。
冒頭の忌々しい2人組も、比較的序盤のうちに破滅してしまうので、復讐心を引きずらずに済む。(原作では肥え太った白井に会うのは後半以降)
主人公&観客は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」同様に「望まぬ未来」を防ぎ「正しい歴史を紡ぐ」ミッションにのみ専念すればいいのだ。
璃子とピート(猫の)を守るために!
BTTFを彷彿とさせるのは当然の事。
なぜならば、バック・トゥ・ザ・フューチャーが生まれる「大元」となったモチーフ作品こそが、この「夏への扉」なのだから・・・。
(まぁ、遠井教授は完全にドク 入ってましたねw
他にもデロリアンを思わせるシーン、ぽろぽろ入ってます。この辺は、三木監督や小川プロデューサーの、BTTFへのリスペクト&オマージュネタですから笑って楽しむべし。
猫のピートが、ハヤカワ表紙の猫そっくりなのも胸熱ポイントだなぁ。後ろ姿だからイメージだけど)
お好みの合う、合わないはあると思いますが「タイムトラベルSF映画」という前提で、ご鑑賞下さい。
(星はSFマニア、原作ファンとしての評です。)
※エンドロールにて「〜図書館」という文字を必死で探してしまったw
高崎市立中央図書館だったのですね。
デッキやテラス、吹き抜けなど魅力的な良い図書館だなぁ感じました。
君といた夏 by ミスチル
原作は、ロバート・A・ハインラインが、64年も前の1957年に発刊した、タイムトラベルのSF小説。原作の時代設定である1970年を1995年に、そして2000年が2025年へと、現代風にアレンジして描かれている。しかし、著者が2000年には、瞬間移動のタイムトラベルも可能な時代となっていると考えていたのは、夢が語れる時代だった、ということでしょうね。
最近のタイムトラベルものは、得てして内容の展開が複雑になりがちで、ストーリーについていけない作品が多いと感じる。しかし本作は、古典的というか、元祖的であるが故に、単純なタイムトラベルだったため、主人公が行き来した1995年と2025年とのタイムループの流れが、よくわかり、ストーリーにも入り込めた。
ストーリーは、天才的なロボット工学の高倉宗一郎が開発した、特許を巡り、信頼していた共同経営者と恋人に裏切られて、全てを奪い取られてしまう。更に、宗一郎は、人体を凍らせて永い眠りにつかせる『コールド・スリープ』に入れられ、30年の眠りにつかされ、その眠りから覚めたのが2025年。
全てを失ったところから、少しずつ記憶をたどる中で、愛する義妹・璃子を守り、新たな未来を生み出すために、過去への扉を開き、タイムトラベルによって未来を変えていくお話。最後には、それまで散りばめてあった数々の伏線が、見事に回収され、感動的な再会の中でのエンドロールに、グッと引き込まれた。
主演の山崎賢人は、ヒューマンドラマからアクションまで、いろいろな役柄をこなし、いい俳優さんに成長してきています。義妹役の清原果那も、朝ドラ進出するだけあり、これからの有望女優さん。夏菜が思った以上の悪女振りを発揮し、原田泰造は、てっきり悪の巣窟役かと思いきや、意外な役どころ。そして、ロボットのピート役の藤木直人。原作には登場しない役柄とか…。感情を表に出さないロボット役に徹する中、偶に見せる山崎賢人との、ちょっとした掛け合いが、笑いを誘う。
エンディングでは、Lisaの曲が流れたが、やはりこの作品には、劇中の挿入歌として流れた、ミスチルの『君といた夏』がピッタリだと思う。
スッキリ爽快、笑えて、ちょい泣きしちゃいました。
原作はハインライン、SF小説を日本で制作ですか。設定とかスケール感とか、ちょっと不安を抱えながら着席。
ほぉ〜、舞台は1995年と30年後の2025年。
主人公は子供の頃からいろんなものを失う運命のロボット開発者で、かなりの天才。でも騙されて、研究してたものを失ってしまい30年間冷凍睡眠されてしまう。で、目が覚めてから過去を修正するべくタイムマシーンで30年前に戻る。
前半は、騙されるまでのいやーな展開で、ちょっと眠くなったりしたけど、未来に行ってからは、とっても楽しくて最後まであっという間でした。主人公の山崎賢人君と清原伽耶ちゃんは、人生の危機に巻き込まれる役なので、真面目で真剣。なかなか緊張感ありました。と、ロボットの藤木直人君がかなり笑わせてくれました。猫も可愛かったし、伏線回収もテンポ良く分かりやすかった。
原作が昔なので2025年って凄い未来だったんだよね。ロボットが社会になじんでるもん。
細かいことは置いといて、楽しい仕上がりで満足できました。
ただ、ひとつタイムパラドックスが・・・
2025年に賢人君、2人になってない?
鬱陶しい梅雨にオススメな涼風
原作は半世紀以上前のアメリカで書かれていますが、保険会社の事業でなぜ冷凍保存?(→コールドスリープ中、つまりかなり長期間の運用なので、睡眠明けの生活保証の費用を差し引いても保険会社はがっぽり運用益で儲かるのですね。だから、一定の財産がないと冷凍してくれない)とか、その頃既に開発者は20代の若さでも自分の発明を事業化し、同時に出資者として株主になっているわけです。
このあたり、ひと昔前の日本社会ではなかなか理解しにくいと思ったのですが、今の感覚ならそれほど違和感なく消化できました。そういう意味では、〝今の日本〟で作られたのは決して偶然でなく必然だったような気がします。
それでも、日本生命や東京海上日動がコールドスリープ始めます、というよりはソフトバンクやSONYやパナソニックが事業化する、というほうがなんとなくしっくりきますね。
完全なキャッシュレス社会が実現した時、金(ゴールド)の価値も無くなったというのはどういうことだろう。
永久エネルギー(例の蓄電池)が実現し、石油やガスのような資源に価値が無くなり、鉱物資源にも価値が無くなった?
映画、とても良かったです。
大瀧詠一さんの『ロンバケ』のジャケットやわたせせいぞうさんの海辺の絵を見てるような、眩しいけどほど良い陽射し、カラッとした爽やかな風、そんな雰囲気を感じさせてくれる山﨑さんと清原さん。
夏菜さんの悪意だって毒気というほどのものではありません(寧ろ、結果オーライのコールドスリープへの導き手)。
長引くコロナ禍で慢性的に疲れた頭には、先が読めるくらいの展開が寧ろちょうどいい。
心身ともに効果抜群のとても良く効くストレッチのような作品です。
観てから読む
初日に近所のシネコンで観た。SFではあるが、暴力場面はほんの少しあったけれど、殺し合いはなかった。ラブストーリでありながらヒューマンドラマでもあった。話の内容は、意外に複雑であった。山崎賢人と清原果耶の組み合わせは、10歳の年の差の設定に相応しかったし、「璃子」役には、可愛いだけでなく知性も必要であったから清香果耶が適役だったのだろう。森七菜の「璃子」も観てみたい気もしたが。藤木直人のアンドロイドは、前半は?であったが、後半には伴走者として必要な役どころであった。猫のピートの演技力と存在感に驚いた。主演の山崎賢人は、また役者のジャンルの幅を広げた。今作は、若い科学者に成りきっていて、違和感も与えなかった。今回、走る後姿が何回も映されたが、それさえも絵になっていた。パンフレットを読むと美術の井上さんの心意気が伝わった。監督はもちろん、プロデューサーの心意気もかなりのもので、監督は出演者達に手書きの手紙を送ったらしいエピソードも。安っぽいSFにはしたくないとの全員の思いが込められた今年の夏一番の映画かな。原作が読みたくなった。
ネコのピート
途中いなくなって心配したけど、再登場して安心しました。
ピートと清原果耶さんが似ていました。
30年を行ったり来たり面白かったです。人と科学のつながりよかったです。
夏菜さんのむかつく演技素敵でした。
大きなスケールを感じられないチープさ、プロットが雑で入りこめず
原作未読。ワンデーのついでで初日に観たけど、浅い期待も超えてくれなかった。
序盤から感じた雑なプロットが元凶となり、終始バタバタ。タイムリープの凝り固まった理論的な部分はほぐしてくれるので多少は世界観に引き込まれるが、前フリが拙くて入ってこない。緊張感一つないまま、謎を解いていく。よって何処か腑に落ちないまま終わる。また、SF展開も半端に進歩してて良く思えない。東京モーターショーのコンセプトムービー、こんな感じだよなって思った。既視感もあって凄くチープに見える。
清原果耶と山崎賢人は安定感があって、ドラマとしての緊張感などはあるものの、付随するメッセージが軽くてピンとこない。あれだけ大きなことをやっているのに、全然大きく見えないのはかなりの致命傷だと思う。
ドラマの空気感は上手いが諸々半端に写る。三木監督のムード作りは評価できるものの、原作ファンほど肩の落としそうな作品。
ピート(猫)がひたすらかわいい
ああ、ピート可愛いよ、ピート。
ハヤカワ文庫のカバーイメージで、ペトロニウス(ピート)はスラッとしたアメリカンショートヘアっぽい猫と思っていたので、最初は真ん丸な顔と、身体の太さに戸惑いましたが、キジトラのよい猫ちゃんでした。
で、原作既読の自分でも、本編がすんごいハインラインの原作のイメージを大事にしていたと感じ、また面白かったのでびっくりしました。
原作からの大きな改変は舞台を日本にしたことと、短い尺に収めるために「事実に通じるヒントを得る過程に必要な未来の人物」を、技術者のチャックではなく、アンドロイドにしたくらいでしょうか。
例の弁護士を原田泰造が演じていて、何の説明もそんなシーンもなかったけど、原作のヌーディスト設定を活かすための配役かな、と勝手に納得しました。
清原果耶のでてる(私が観た)映画に外れなし、は今のところ継続中。
スッキリとして、よかった。
原作は、1957年の本です。
これ観て、おもしろ買った方は、原作もお読みになってみては?と思います。
少し、気になったところもありますが、全体としては、観やすい映画だったと思います。
清原果耶さん、透明感もある素敵な女優さんですね。
山崎賢人よく受けたなこの作品
2021年劇場鑑賞13本目 凡作 48点
よくあるタイムリープ?映画。
原作は拝見してないけど、猫いる必要あるのかなと思った。
またラブストーリーなんだろうけどラブストリートとしては味が薄いというか、要所要所笑いや涙を頂戴されるがそれもどこか寒いというか。。
恐らくそれは役やストーリーに深く感情移入できない点や、この作品の意図するジャンル?が絶妙に掴みどころのないところにあると思った。
ただ、35歳の高校生やヒロイン失格、個人的に山崎賢人作品で一番好きなorangeから何らビジュアルが変わってない彼や、デイアンドナイトや望み、今年上映邦画でも個人的に上位のまともじゃないのは君も一緒と、着々と腕を上げてるなと思う清原果耶ちゃんを劇場で観れたという意味では観て良かったなと思うが、作品としてはつまらなかったです。
前提としてパラレルワールドでのお話であることを受け入れる必要があります。
映画を楽しむ前提として、1995年の時点で瞬間移動が実用化し、人口冬眠(コールドスリープ)が広く一般化しているパラレルワールド上でのお話であることを受け入れる必要があります。
最初にこのような描写があって違和感を感じましたが、過去も変わりうるというコメントがあったのを思い出して、過去が変わって現在につながるんだと勝手に思い込んでました。まあ、結論は・・・。
原作はSF作品のなかの古典と呼ばれるものだそうです。BTTFやターミネーターなど昔の作品を思い起こす描写もあります。ただ、先に述べたようにパラレルワールド上での話だったのと主人公の天才具合がうまく描ききれていないので個人的にはしっくりきませんでした。
恋に恋する若い女子学生向けに美男美女が結ばれるラブストーリーを揶揄してスイーツ作品と呼ぶことがあります。
ある意味、この作品もスイーツ作品ですが、SFという渋いトッピングがのっています。ついでに可愛い猫というシロップがかかっています。懐かしいミスチルの音楽という香料もついています。全体としての味はよくわかりません。
(はっきり言ってしまえば、どの客層向けに作ったんですかね・・・)
猫が可愛いので点数は甘目です。
山崎賢人と清原果耶がいい
1995年の東京でロボット開発をしてる技術者・高倉宗一郎(山崎賢人)は、事故で亡くなった偉大な科学者・松下の志を継ぎAIロボットの開発と夢のエネルギー・プラズマ蓄電池の完成を目前にしていた。愛猫ピートと亡くなった恩師・松下の娘・璃子(清原果耶)が学校の休みには遊びに来てた。しかし、信頼していた宗一郎の婚約者と共同経営者に裏切られ、会社もロボットも蓄電池もすべて奪われてしまった。そして宗一郎は元婚約者に冷凍保存装置・コールドスリープに30年入れられてしまい、2025年の東京で目を覚ますという話。
タイムワープと人体冷凍保存、そしてAIロボットと2025年でもまだ無理そうな技術が使われていて、未来への夢があった。
宗一郎と璃子は両思いらしいが、恋はどうなるのか、璃子は死んでしまったのか、凄く気になった。
夏菜が悪女役を好演してた。
LiSAの主題歌サプライズ、劇中に凛子が聴いてたMr.ChildrenのCROSS ROADも良かった。
猫の名演技にも注目
SF映画は難しいイメージで普段なら観ないんですが、好きなキャストさんが多いので鑑賞しました。
展開が読めてしまうストーリー展開でしたが、最後の終わり方はハッピーエンドで良い終わり方だと思います。
時間軸も短いので難しくなく観やすくなってると思います。
個人的に猫が好きで、2匹の猫が動きに合わせて出ていると聞いていてどっちなんだろう?って思いながら見ていた。
表情と動きが中々の名演技だったと思っています。
清原果耶ちゃんどんどん素敵な女優さんになってきて、今後も楽しみです。
これはキツイ。
かなりやばい。
狭い画角
かわいくない猫
夏菜の顔芸
漂う昼メロ感
藤木直人のヒューマノイド
芸の無い時間経過表現
連発される回想シーン
繰り返されるCROSS ROAD
エンドロールを待たずに流れ出すLiSA
すべてがキツイ。
前振りがやたらと長いうえにつまらないため、
後半の謎解きが心底どうでも良くなってくる。
良い所を探してみよう。
清原果耶は相変わらずかわいい。
以上。
名作がとんでもない迷作に。
未来に遺したくない、色々と罪深い一作。
楽しめます! 見る価値あり!
タイムトラベルの理屈は今ひとつわからないが(これは原作でもそうだから脚本のミスではない)、難しいことは脇に置いても、楽しめる。映画は、楽しい時間が過ごせればいいものだから、見る価値ありです!
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