夏への扉 キミのいる未来へのレビュー・感想・評価
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猫の演技と意外なラストにスッキリ!
前半バタバタ、後半は⁇。
結局タイトルの意味は何?猫が扉探してた?
勝手に思い込んでいるだけで、タイトルの意味がわからない。
そして転送機の最初の費用はどうしたの?
今、進行しているのは2回目になるの?
これから、主人公は同じ時間に2人になっていくの?もしかしたら、どんどん増殖する?
構成というか設定がなんかなぁ〜
でも、清原果耶ちゃんの生足見れたから、まっいいか。
さらば長き眠り
最近やたらと若いイケメンと女子を主役にした映画が多いのは、それだけ観客のニーズがあるのだろう(少女マンガの原作多し)。「夏への扉」は結構思い入れのある小説で、映画化と聞いて気になってはいたが、日本映画?という時点でかなり危惧していた。これは明らかにキャスティング先行の企画と思われる。前述の若者向け恋愛映画に極力寄せていて、小説の読後感とは完全に別物だった。
原作の主人公のイメージから山崎賢人は誰も思いつかないし、璃子の元になっているリッキィは小説では11歳である。そもそもリッキィは重要なキャラクターではあるが、終盤まで登場しない(例の修羅場の際には、ガールスカウトのキャンプに行っていて不在)。これはロバート・ネイサンの「ジェニーの肖像」よろしく、少女が恋愛対象となる年齢まで追いつく物語なのである。ただそのあたりは世情的になかなか難しい面もあるので、最初から女子高生というギリギリ恋愛要素を加味できる年齢にして、甘々のベールで包んでみたと推察する。
「夏への扉」は1957年に出版され、小説の舞台は1970年という“未来”で、30年後の2000年へ冷凍睡眠で旅立つ。小説では1970年に実現している家事ロボットや冷凍睡眠は現実には未だに存在せず、あるのはルンバぐらいだ。映画では設定を四半世紀シフトさせ、冷凍睡眠の目覚めを2025年に変えたわけだが、今から4年後にあんなヒューマノイドが闊歩しているとはとても思えないな。
過去へのタイムトラベルにヒューマノイドが同行するのは映画独自の展開で、あの藤木直人ヒューマノイドがそのまま30年後に連続しているとなると、因果律が破綻する(いつ作られたのか?)。「A.I.」のジュード・ロウの線を狙ったのかもしれないが、違和感しかない(人工物なのに老けている)。
ミスチルやLiSAなどの使い方も下世話で、こういった映画作りが受け入れやすいのだとしたら、とても残念だ。
p.s.昔、何代か前に飼っていた猫に、“ピート”と名づけていました。
めっちゃ良かった!泣けるミスチル
山﨑賢人主演に間違いなし!
今後賢人の映画は全部観ようって思うくらい良かった♥
清原さんもとっても可愛かった
クスクスするシーンも多くて
ずっと楽しかった
1日経った今も、まだ余韻に浸ってるしもう一度観たい!
結末も最高
私の大好きなSF感!しっかりしていて納得いく未来
イヤホンから聴くミスチルのクロスロード昔から知ってる曲だけど本当にいい曲♥
エンディングもこっちでも良かったのでは?って思うくらい泣けました。
原田泰造さんの夫役
むちゃくちゃ良かったし高梨臨さんの妻とのやり取りも泣けました。
あんな数秒のシーンなのに二人の過去とか未来を想像させるような、シーンは素敵過ぎました。
今はコロナ禍で映画のレイトショーがやってないので、ファーストデーを利用して安く観れたけどまたタイミングがあえばレディースデーとかでもう一度観たいです(´;ω;`)(´;ω;`)
猫のピートも可愛かった癒やされたー
やっと『夏への扉』の映画が観られて嬉しかった
名作SF小説の初実写作ということだが、50年代のアメリカで書かれたこの物語を今の日本に置き換えたというこの作りはかなり見事なものだとしか思えない。たとえば、宗一郎(山崎賢人)の自宅兼DIYラボがまったくのアメリカンな佇まいであるのに、これが今の日本の物語の風景として成立するところなどは、やっぱり現代の物語としてのリアリティがあるなあと猫のピートくんの足跡を追いながらしみじみ感じ入ってしまった。
そういう意味で、この作品のAIやアンドロイドの設定と、日本という設定、そして時代と科学のレトロ設定の按配は完璧で、この物語を淀みなく綴っていく手法はとても心地よかったし、『夏への扉』の初映画化作品として素晴らしい。
物語を牽引する動機となる松下璃子(清原果耶)のキャスティングもずっぱまりだと感じたけれども、宗一郎と璃子との間のエピソードがなにかもっとあってもよかったと思う。たとえば、原作のリッキー(璃子に相当)が、キプリングの児童小説に登場するマングースにたとえて「リッキー・ティッキ・タヴィ」と呼ばれているような、璃子を際立たせる強烈なエピソードや宗一郎との絆を鮮やかに物語る要素がなにかもっとあったらよかったと思う。夏菜、田口トモロヲ、藤木直人らのキャスティングとキャラクターは申し分なかった。
それと、どうせなら、エンディング・クレジットであまりにも見事にこの物語を歌い上げてみせる山下達郎の1980年の名曲‘夏への扉'を使ってほしかったとも思う。
原作を読んだのはもうかなり昔の事なので記憶も曖昧だったが、猫の名前...
原作を読んだのはもうかなり昔の事なので記憶も曖昧だったが、猫の名前はそのままピートで安心した。日本公開用にかなりアレンジされてると思いましたが、いい話でした。
あきらめの悪いやつだなあ
古い時代背景が、ファッションや電化製品、車のデザインとか、もう少し当時をリアルに再現されてると、良かったかなと思います。冷凍スリープして、自分の発明したロボットを取り戻す発想は、新しかったです。宗一郎とロボットのピートが、2人組で、使命を果たす姿、猫のピートがいなければ、事を成し遂げることが、出来なかったとか、あると盛り上がったかなと思います。遠井教授が、時限移動装置を発明してましたが、博士感があり、脇役ながら
味がありました。
清原かなさんも、一途な想いがあり、健気に見えました。
制作費が低予算でも、好きな作品はありますが、監督の意欲作でした。
とてもいい映画でした。
とてもわかりやすくつくられていて、おもしろかったです。
山﨑賢人さんがおっしゃってたように『レトロでチャーミング』な感じのする作品でした。
私たちが過ごしてきたのとはちょっと違う1995年に始まり、
後半は伏線が次々回収されてすっきり。
意外な展開の数々におどろきながら観てました。
『ラストに最高のサプライズが待っている』の言葉どおり、とってもステキな結末でした。
LiSAさんの主題歌もよかったし、Mr.Childrenさんの曲もとても効果的に使われてました。
山﨑賢人さんはすごくいい俳優さんになってきましたね。表情のお芝居がとてもお上手だと思いました。
えーっと、
と思っている間に1995年に戻り、予定をこなし、また2025年に戻っていました。
あの白石という女性の人物造形が浅はかな気がしたし、伏線が伏線としてではなくばっちり見えちゃってたのが乗り切れない一因でしょうか。
しかし藤木直人氏のロボット動作はすごく良く研究されていたし、猫も可愛かったしで、なんとなく星を下げれず3つで。
原作より良かった!
ロバート・A・ハインラインの原作は、半世紀以上読まれている時間旅行をテーマにしたSF小説。
BTTFはじめ多くの作品に影響を与えた名作ですが、20世紀半ばの作品なので不自然に感じる部分やちょっと気味悪い部分もありました。
10年以上前、舞台を日本に移して幼いヒロインのリッキィを高校生のガッキー(笑)に変え、私自身がドラマシナリオを書きかけたことがあります。その時に気になった原作の不都合な点や不自然な点が、この映画では見事解消されてました。脚本家(菅野友恵)の才能に脱帽です。
実は、この映画の公開直前にオンデマンドで観た三木監督の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で時間の流れの説明にちょっと当惑したので、あまり期待せずに映画館に足を運びました。
しかし、この作品では論理的破綻も最小限に留められていたし、多くの人が感じるタイムパラドックス的矛盾点もちゃんと説明されてました。それに、ところどころに仕掛けられた小さなエピソードや小道具が洒落てます。
キャストはNHK朝ドラオールスターズという感じですが、話題の清原果耶はヒロインにピッタリだし、夏菜の悪女っぷりもなかなかのもの。藤木直人演じる原作には登場しないヒューマノイドのピートも良かったです。
そして極めつけは、この映画のもう一人?の主役。
ネコのピート役のパスタとベーコン(二匹一役)は言うことなし!
クローズアップされたパスタの表情にハートを鷲掴み……いや、肉球掴みです。(笑)
過去から未来へ そして未来から過去へ
山崎賢人 清原果耶 主演
ようやく1年待って見れることにとても嬉しかったです。
1995年から2025年の2つでストーリーが繋がる物語です
つまり 過去から未来へ 未来から過去へ
タイムマシーンみたいな感じです
僕も意味が分からなかったのですが 途中から何となくわかってきて
最後は ハッピーエンドでよかったです
それではストーリーを説明します
ロボット開発に関わる高倉宗一郎 と 娘の璃子 二人は別々の家で
過ごしてましたが
裏切り そして悲しみ の先に待ち受けてたのは30年後の世界
娘を失い 再び辛さが増える宗一郎に ヒューマノイドロボット ピート と 共に
30年を超えた復讐が始まります
娘を助けるために 果たして宗一郎の運命は
最後は 僕自身の開設をしたいと思います
主演の山崎賢人は演技力と役を作るために主人公としてどうやって立ち向かうか
そして 娘を助け出す方法 と 謎を解き明かす 様々な挑戦が
とても素晴らしかったです
最後の娘と再会シーンはとても感動しました
清原果耶も 主人公を支え合う そして 辛い過去を持ちながらも
最後は成長してゆき再会を果たします
僕は2人の絆と団結がとても良いなーっと思いました
まだ見ていない方は ぜひ見てください
それがあるなら
あれは淘汰されるよね。
そこは置いておいて。
時間旅行を1週間で終わらせるように書かれた上手い脚本だと思うのですが、物語の深みと時の重みがなくなってしまったかなあと思いました。
この映画こそ前後編にして、
1995年からタイムスリープして2025年のタイムマシーンに乗るまでの謎が謎を呼ぶ前編と
1995年に戻ってから謎解きしながら再度のタイムスリープからの2025年の大団円の後編にする。
尺を4時間使ってやったら最高に思うなあ。
予習はしないで見ましょう
原作のストーリーをバッチリ覚えていたせいで、没入できませんでした。残念。記憶を消して、もう一度見たい。
原作大好き勢としては、及第点の出来だったと思います。大事な部分に大きな改変は無く、見たいと期待していた箇所はしっかり映像化してくれてました。
返すがえすも残念なのは、原作をしっかり覚えていたこと。何も知らない状態で見たら、きっと、何倍も楽しめたと思います。
(´-`).。oO普通でした。
最初のホーキング博士の言葉を信じないとこの映画は理解できないんだろうし、タイムスリップものにいつまでもアレルギーが残るんでしょうねぇ。小生タイムスリップ物って少し苦手。〝過去も未来も不安定、、、、〟と言っていた様気がします。片方が不安定だと片方も不安定に変化するという事でしょう。過去が変われば未来も変わるは認識できるですがその逆は戸惑ってしまう。。。混乱しながらの視聴です。
猫が諦めないと言う象徴だったのでしょうがストーリーに絡んでこなかった様な?
AIの介護ロボットも然り。この2体の関係性で何が言いたかったのか?
諦めずにやり通すって事が言いたかったんだろうか?
それと主人公が騙されるべくして騙されてしまうのにはワラタ。
馬鹿だなぁと思った。
解説本読みたいです。
有名原作を日本風に上手く作り変えた佳作
冷凍睡眠+タイムトラベルも画期的だと思います。
ただ、展開に驚きがあまりなかったです。
黒幕の正体や、璃子も冷凍睡眠してるだろう展開はすぐに予想できたので、SFのどんでん返し的なカタルシスは少なかったです。
全体的にはロバート・A・ハインラインの有名原作SF小説を、上手く現代日本風にアレンジしていると思いました。
もっと大人なSFを見たい。本当は。
ハインラインのあれが遂に映画化ですよ、ということでいそいそ観に行く。事前の宣材物で観た通りデート映画になっていてまあそのような段取りです。以外に90年代が90年代に見えない。ガジェットでハッと気づくけど、建物や服装やインテリアがそうは見えない。で、未来。頑張ってはいる。つまらないとは言わない。ストーリーの進め方はいいと思う。原田泰造は意外に普通にしてるといい、とか思ったりはしたけど、やっぱりこの手の映画の細部がわざとなのかダサく感じる。テレビっぽさというのはもちろん褒め言葉ではなくテレビっぽい。せっかくならスパイクジョーンズの『her』くらいはいきたかった。なぜ東宝系の全国映画はダサいのか。10代20代前半にあわせるとダサくしなきゃいけないのか。いつになったら『アバウトタイム』とかできるのか。SFは細部が大事、と思うと。う〜ん、、ですね。
『よかったね~』と泣ける映画。
ピート(猫)がまずかわいい!
ずんぐりした体にまっくろおめめ。癒されます。
この子(ベーコン君)、岩合さんの映画でも主役猫ちゃんでした。
ただ彼は今回アクション担当らしく、アップは寄り担当のパスタ君みたいで本当にかわいいです。
まず、主人公がとにかく不幸です。謎の不幸連鎖。
ここまで?と思うくらいひどい。
色んな伏線もなんとなーく、事前にあらすじをみていたら理解ってしまいます。
ただこの映画の良いところは、なんとなく理解ってしまっても全てハッピーな回収をしていくので心地よくみれました。
とても爽やかな感動が残る、といいますか。
描かれている時代も90年代で、40代の人は懐かしさもあると思います。
そして数十年後の未来、ここまで変わっているかは微妙だったのでここはもう少し先の設定でも良かったのでは?と思ってしまいましたが、全体的にはとても良い作品でした。
LiSAさんの主題歌もピッタリで、エンドロールを幸せな気持ちでみれました。
夏休み課題図書のような作品です。
コロナ禍で、梅雨入りで、五輪騒ぎで、
いろーんな意味でジメジメしてる昨今。
夏に向かって、少しでもスカッとしたい
方、特にオススメです。
夏休みの宿題として鑑賞感想文の題材と
したいくらいの王道SF作品。
原作未読です。でも、ネットでざっと
あらすじを読みました。なるほどー。
よく作られた脚本ですね。原作の
おおよそのエッセンスは放り込まれ
お話として成立できてます。
僕としては序盤の青臭い
世間知らず度200%の宗一郎にイライラ
とか、あれ?タイムパラドックス発生
してないか?とか、ちょいとうまく
進みすぎないか?などなどありますが、
まー、細かいことを言ったら無粋。
楽しいエンタメ作品として振り切って
ますから、楽しんだモン勝ちでしょう。
BTTFオマージュっぽいのもあり、
藤木さんの良い味あり。
良作でした。
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