「ストーリー改変で」夏への扉 キミのいる未来へ 熱帯雨林さんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリー改変で
以前に原作を読んで、面白かった小説と記憶に残っている。が、この映画は全然ダメ。ストーリーの改変でグダグダ。小説ではちょい役だった女の子との絡みがほぼメインイベント。また、独自に作られたあのキャラ、あのアンドロイドみたいなロボットは、何の必要性があってあれほど存在感が有るんだ?で、一緒に過去に戻る必要あるの?あと、幼いときに主人公に憧れていた少年がライバル会社社長になって・・・というのは話を難しく登場人物を無駄に増やしている。原作のヌーディストクラブでの出会いが日本ではありえないのはわかるが、もっと登場人物をスッキリさせて欲しい。小説読んでなくて、この映画を初めて観た人はごちゃごちゃしたストーリーおよび登場人物がよく追えると思う。
好きな俳優・女優でも出てれば、印象も違ったのだろうけど、好きな小説だったという理由で観た者にとっては苦痛。SF小説が二人の恋愛映画になってしまっている。
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