「愛は寛容であり、愛は情深い」夏への扉 キミのいる未来へ 安芸太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
愛は寛容であり、愛は情深い
本日妻と一緒に見てきました。
三木孝浩監督作としては「陽だまりの彼女」以来の鑑賞でしたが、とても丁寧に描かれた愛の物語でした。とても感動しました。
原作とは時代も国も異なりますし、細かいところはいろいろありますが、キャスティングはとても良かったと思います。
キングダムでの熱演以来山﨑賢人君のファンで、今回もそれを上回る熱演・好演でしたし、ヒロインの清原果那さんの抑えた中に静かな愛情が溢れ出す演技も素晴らしく、藤木直人さんのアンドロイド役も秀逸でした。
ド派手なアクションやSFX満載の映画ばかりがシネコンの軒を連ねる中でこのような名作は興行的には厳しいでしょうが、私は心から拍手喝采を送りたいと思います。
出来過ぎ感は否めませんが、素直な純愛物語として受け止めたいと思います。
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