「予想以上の出来栄え!」夏への扉 キミのいる未来へ Naoさんの映画レビュー(感想・評価)
予想以上の出来栄え!
ロバート・A・ハインラインの不朽の傑作SFを映画化した、三木孝浩監督の『夏への扉 ―キミのいる未来へ―』を109シネマズ二子玉川で鑑賞。
予想より素晴らしく、期待以上の出来栄え😊
ハリウッドでも映画化されていないこの名作SFをよく日本で映画化できたものだと、凄く感心。
三木監督は、2016年公開の緻密に練られた脚本と小松菜奈の存在感が出色の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が素晴らしくて、あまり邦画を観ない私も、思わず泣けてしまったが😭、
今回の『夏への扉』も負けず劣らず見事で、クライマックスはまたまたうるうる😢してしまった。
山崎賢人は「キングダム」はちょっとうるさ過ぎていまいちでしたが、本編はまあまあ抑制されていて好演。
でもそれ以上に、清原果耶の可憐さ😍と、原作にないPETE役の 藤木直人!
清原果耶は、6年前の[Alexandros]「ワタリドリ」のMVが超可愛かったが、それ以来の魅力溢れる存在感。
三木監督って女優の演技と魅力を引き出してスクリーンで輝かせるのが巧いとおもう。
日本のSF映画の傑作と言えば、2002年に公開され、金城武が凄く格好よく、天才少女!鈴木杏が輝いていた、「ALWAYS三部作」の山崎貴監督の『リターナー』だが、『夏への扉』も傑作SF映画の系譜に十分入るだろう。
山崎監督にもまだまだ期待しているけど(あの実写ヤマトですら、私はチャレンジを評価するが、でも、「STAND BY ME ドラえもん 2 」は酷かった😔)、
三木監督にはこれからも期待したい。
ちなみに、原作のハインライン「夏への扉」は、新訳版も入れて4回読んだが、もう一回読んでみようかな😌